野谷文昭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野谷 文昭(のや ふみあき、1948年 - )は、日本のラテンアメリカ文学研究者。神奈川県生まれ。
1971年、東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業。1975年、同大学外国語学研究科修士課程修了(ロマンス系言語)。1987年、立教大学助教授、1994年立教大学教授等を経て、2005年より早稲田大学教育・総合科学学術院(教育学部複合文化学科)教授。同時に東京大学文学部でも講師を務める。
日本におけるラテンアメリカ研究の第一人者であり、日本ラテンアメリカ学会の初代理事を務めた。 小説・詩の翻訳紹介、評論の他、映画批評、字幕翻訳も手掛ける。
専門は、ラテンアメリカ文学。
目次 |
[編集] 受賞歴
リカルド・ラゴス=チリ大統領賞(2004年)
[編集] 主な著書
[編集] 単著
- 『マジカル・ラテン・ミステリー・ツアー』(五柳書院,2003年)
- 『ラテンにキスせよ』(自由国民社,1994年)
[編集] 共著
[編集] 訳著
- (パブロ・ネルーダ)『マチュピチュの頂』(書肆山田,2004年)
- (マリオ・バルガス=リョサ)『フリアとシナリオライター』(国書刊行会,2004年)
- (オクタビオ・パス)『鷲か太陽か?』(書肆山田,2003年)
- (マヌエル・リバス)『蝶の舌』(角川書店,2001年)
- (ガブリエル・ガルシア=マルケス)『予告された殺人の記録』(新潮社,1997年)
- (ホルヘ・ルイス・ボルヘス)『七つの夜』(みすず書房,1997年)
- (マヌエル・プイグ)『南国に日は落ちて』(集英社,1996年)
- (マヌエル・プイグ)『赤い唇』(集英社,1994年)
- (セネル・パス)『苺とチョコレート』(集英社,1994年)
- (マヌエル・プイグ)『蜘蛛女のキス』(集英社,1988年)
- (アルフレ-ド・ブライス・エシェニク)『幾たびもペドロ 』(集英社,1983年)
カテゴリ: 日本の文化人類学者 | ラテンアメリカ文学者 | 神奈川県出身の人物 | 1948年生