鎧駅
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鎧駅(よろいえき)は、兵庫県美方郡香美町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
「青春18きっぷ」のポスターや、「ふたりっ子」などのドラマの撮影にも使われた駅である。また2004年放送のTBS系列のドラマ「砂の器」の撮影も行われた。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅で、ホームから日本海を見下ろすことが出来る。無人駅。
駅舎は簡素なもの。駅ノートがある。便所は、男女共用の汲み取り式。
[編集] 駅周辺
- 鎧港
- 松ヶ鼻
- インデアン島
- 鎧の袖
[編集] 利用状況
2004年の1日あたりの乗車人員は約47人(兵庫県統計書による)
[編集] 歴史
- 1912年(明治45年)3月1日 - 国鉄の駅として開業。客貨取扱を開始。
- 1970年(昭和45年)12月15日 - 貨物取扱を廃止。
- 1971年(昭和46年) - 無人駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
[編集] その他
- 宮本輝の小説「海岸列車」は当駅を舞台にしたシーンが主題となっている。
- TBS系列ドラマ「砂の器」の第2話において「丹後神山駅」という駅名でロケ地となった駅である。
- 過去には、鎧漁港で水揚げされた海鮮物を貨物列車で運び出すために、港と駅を結ぶゴンドラがあった。