雷神 (爆撃機)
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雷神(らいじん)は、ノベライズ版 世にも奇妙な物語 小説の特別編「再生」及び、テレビシリーズ「2001年春の特別編」に収録されている「太平洋は燃えているか?」(著者:中村樹基)内に登場する架空の爆撃機である。
[編集] 概要
大東亜戦争末期、日本軍が開発していた超遠距離重爆撃機である。日本から直接アメリカ本土を攻撃可能な航続距離を持つ。
大東亜戦争末期、敗戦ムードの漂う中、本土決戦を迫られた日本軍は、連合軍に一矢報いる為、秘密裏に雷神の設計・開発を進めた。雷神に与えられた任務は、その航続距離を生かした、敵国首都の直接爆撃であり、もしもこの作戦が成功していれば、大東亜戦争の形勢は逆転していたとも言われる。だが、太平洋上を飛行中、雷神は「七色の雲に突入し…」との通信を最後に、消息を絶つ。それにより任務は失敗に終わり、長い間その存在は隠し通されてきた。
[編集] 性能
- 全幅65.3m
- 空冷式36気筒5000馬力発動機6機搭載
- 乗員3名(機長、副機長、無線士)