青梅鉄道公園
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青梅鉄道公園(おうめてつどうこうえん)は、1962年(昭和37年)に鉄道開業90周年記念として東京都青梅市に設立された鉄道公園。JR青梅線・青梅駅が最寄である。1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)が承継し、現在は関連組織の財団法人交通文化振興財団が運営を行っている。
現代の観点ではどちらかと言えば小規模ではあるが、国鉄最後の新造蒸気機関車で特異なスタイル・運用でも有名なE10形式や、準鉄道記念物で最寄となる青梅線・南武線での最後の運用に注目が集まったED16形直流電気機関車などを展示している他、また新幹線0系電車の展示があることでも知られている。手軽な行楽スポットとして、現在でも人気を博している。
[編集] 展示車両
- 110(国鉄110形蒸気機関車) - 鉄道記念物
- 2221(国鉄2120形蒸気機関車)
- 5540(国鉄5500形蒸気機関車)
- 8620(国鉄8620形蒸気機関車)
- C111(国鉄C11形蒸気機関車)
- C515(国鉄C51形蒸気機関車)
- 1982年、当時展示されていた場所の崩落により転覆、損傷したが修復されている。2007年10月に開館する鉄道博物館に移される予定。
- 9608(国鉄9600形蒸気機関車)
- D51452(国鉄D51形蒸気機関車)
- E102(国鉄E10形蒸気機関車)
- ED161(国鉄ED16形電気機関車) - 準鉄道記念物
- 1980年に同機を保存するにあたり、当時保存されていた戦前型の食堂車を解体撤去したため、物議をかもした。
- 22-75(新幹線0系電車・22形制御電動車)
[編集] 外部リンク
- 青梅鉄道公園(交通博物館サイト内)