Sony Cyber-shot DSC-P1
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DSC-P1はソニーが開発した、同社のデジタルカメラであるCyber-shotシリーズの1つであり、その商品名である。
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[編集] 概要と特徴
DSC-P1はCyber-shot Pシリーズとして最初に開発されたデジタルカメラであり、Cyber-shot全シリーズを通して最も販売台数の多い機種とされる。プレイステーション2と連携できるピクチャーパラダイス規格に対応しており、同社プリンター Popegg等と連動して、撮影した画像をパソコン以外のゲーム機等でも幅広く活用できる事を売り物にしていた。またCyber-shotのブランド名を世に広めた機種としても知られる。現在もCyber-shotといえば、Pシリーズの特徴的な形状を思い浮かべる消費者も多い。本体は防水仕様ではないが水深30mの水中でも撮影可能となるマリンパックが純正オプションとして設定されている。
[編集] 主な仕様
- 総画素数は334万画素であり、そのうち有効画素は321万である。
- 電源には専用のリチウムイオン充電池を用い、約70分の撮影が行える。
- 記録メディアにはメモリースティックを採用し、最大128MBまで対応する。メモリースティックPROには対応していない。128Mのメディアを使用した場合の最高画素での撮影枚数は80枚である。
- 外部インターフェイスとしてUSB端子を備える。
[編集] 主な撮影機能
- マクロ - 10cm
- ズーム - 光学3倍、デジタル6倍(静止画のみ)
- 動画 - MPEG方式
- フラッシュ撮影
- 赤目軽減
- 夜景
- 風景
- パンフォーカス
- エフェクト
- ネガアート
- セピア(セピア調)
- モノトーン
- ソラリ
- セルフタイマー
- プレビューと拡大縮小