ΝMaicovicon
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νMaicovicon®(ニューマイコビコン)は、松下電器産業が開発した携帯機器向けの固体撮像素子。New Matsushita Advanced Image Converter for Vision Construction の略であり、松下電器産業株式会社の登録商標である。
固体映像素子としては従来よりCMOSイメージセンサやCCDイメージセンサが存在している。前者は消費電力が低く、かねてよりカメラ付き携帯電話に搭載されてきたものであるが、ノイズの混入による画質の悪化が課題であった。後者はデジタルカメラに広く採用されているが、消費電力が多大でバッテリ持続時間を短縮させてしまうことが課題であった。
νMaicoviconは、CCDイメージセンサの感度の高さと、CMOSイメージセンサの消費電力の低さを兼ね備えた、新しい固体映像素子として開発された。現在ではパナソニック モバイルコミュニケーションズ、NEC製携帯電話端末に採用され始めている。
また、νMaicoviconの技術をもとにデジタルカメラ用イメージセンサ「Live MOS(ライブモス)」を開発、フォーサーズ・システム規格のデジタル一眼レフカメラ・Olympus E-330およびPanasonic Lumix DMC-L1に搭載され、デジタル一眼レフでは初めてとなる液晶でのライブビュー撮影を可能にしている。
[編集] 搭載製品
- FOMA P901i
- FOMA P901iS
- FOMA P901iTV
- FOMA P902i
- FOMA P902iS
- FOMA P903i
- FOMA P903iTV
- FOMA P903iX HIGH-SPEED
- FOMA P700i
- FOMA P701iD
- FOMA P702i
- FOMA P702iD