ふたり
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『ふたり』は、赤川次郎の小説。1989年1月新潮社刊。事故死してしまったしっかり者の姉と、姉に頼ってばかりいた妹との、奇妙な共同生活を温かくつづる。大島弓子がカバーイラストを手がけた。
目次 |
[編集] あらすじ
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
美加が中学二年の時、姉の千津子は交通事故で死んでしまう。ところがその後、死んだはずの姉の声が美加の頭の中に聞こえてくるようになった。姉の声は自分にしか聞こえないけれど、自分を確実に見守ってくれているのだ。
姉の死でノイローゼになった母、突然単身赴任する父、親友の父の死や心中騒動など、美加の周りでは様々な事件が起こる。そして美加が姉の年齢に近づいたある時、父の浮気が発覚する。さらには姉の声も聞こえなくなってしまう。
[編集] 映画
1991年に映画化された。「新・尾道三部作」の第一作目。
- キャスト
- 北尾美加 石田ひかり
- 北尾千津子 中嶋朋子
- 北尾治子 富司純子
- 北尾雄一 岸部一徳
- 神永哲也 尾美としのり
- 内田祐子 増田惠子
- 長谷部真子 柴山智加
- 前野万里子 中江有里
- 中西敬子 島崎和歌子
[編集] ドラマ
[編集] NHK総合
1990年11月9日と16日の2回、NHK総合でNHK子どもパビリオンとして放送。
映画と同時撮影のため、キャストは同じ。
[編集] テレビ朝日
1997年4月14日~6月23日まで全11回でテレビ朝日系列で月曜ドラマ・インとして放送。
- スタッフ
- 脚本:吉田紀子
- 音楽:REMEDIOS
- 主題歌:『夢じゃない』 歌/演奏:スピッツ
- プロデューサー:佐藤凉一(tv asahi)、志村彰(MMJ)
- 監督:新城毅彦、五木田亮一(5年D組)、志村彰(MMJ)
- 製作:tv asahi・MMJ
- サブタイトル
- お姉ちゃんの死
- 私が死ねばよかった
- ひどい仕打ち
- 突然のさよなら…
- 切り裂かれた思い出
- バラバラになった家族!!
- もう誰も信じない!!
- ずっとお前が好きだった
- あばかれた嘘と秘密!!
- サヨナラ実加もう会えない!!
- 運命の事故と永遠の別れ
テレビ朝日系 月曜ドラマ・イン | ||
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