みずたまぱにっく。
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『みずたまぱにっく。』は、著者ハセガワケイスケ、イラスト七草のライトノベル。電撃文庫から出版。
目次 |
[編集] 概要
しにがみのバラッド。シリーズのハセガワケイスケの新シリーズ。イラストも同書のイラストレーターと同じ七草。作品構想は「一年以上も前」(2006年12月当時)にあったらしい。
本文は大半が主人公水田マシロの一人称視点によって進行する。その本文構成はしにがみのバラッド。に通じるものがあり、基本的に口語体である。
[編集] 既刊一覧
- みずたまぱにっく。-This is MIZUTAMASHIRO!!-
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
水田マシロ(以降、マシロ)はジャージとタオル頭が標準装備の中学二年生の少女。バイト代につられて始めたのは、由緒正しき超名門校の女子寮の“お手伝いさん”だった。その寮には、とくべつな“きらめき”を放つ4人の美少女が住んでいた。個性的な彼女たちとの生活は、もちろん平穏に過ぎるはずもなく。しかも、その女子寮には秘密があって……。
[編集] 登場人物
- 水田マシロ(みずた-)
- 作品の主人公。聖アンジェリカ女学院中等部二年花組二十八番の少女。クラス内でのあだ名は『男子』。ジャージとタオル頭が標準装備。由緒あるお嬢様学校に特別入学枠の『特待生』として通う秀才。制服の下にいつもジャージを着込んでいる。5人兄妹の長女(他は兄か弟)。基本的に真面目だが、割とアバウトな性格(名前の『水田マシロ』を『水玉シロー』と呼ばれても気にしない)。方向音痴。バイト代につられ、涼橋女子寮にお手伝いさんとして働き始める。作業着はもっぱらメイド服(涼橋アサミ子に半ば強引に着せられて)であるが、他にもバリエーションが存在する。
- 跡見 忍(あとみ しのぶ)
- 聖アンジェリカ女学院三年。涼女子寮生。外見は箱入り世間知らずのお嬢様風美少女。性格は明るくて元気だが、少し天然な一面も持っている(マシロの代わりに陽向を背負わされても、保健室まで走りベッドに寝かせ子守唄を歌い終わるまで気がつかない―1巻306ページより―)。三年西棟の娘役トップ。マシロに異様になついており、マシロの掃除中はただひたすらに眺めている。実体はブロンドヘアーの男の子で、ロングヘアーはかつらである。
- 鳴海千尋(なるみ ちひろ)
- 聖アンジェリカ女学院三年。涼橋女子寮生。外見は真面目で気が強そうなすらりとした身長風美少女。知的な雰囲気からか、マシロに眼鏡をかけていないのに(何故か)かけてそうに見られている(マシロはそれを「エアメガネ」と表現している)。三年西棟の男役トップ。マシロのことを突き放すように接しているが、倒れたマシロを運ぶなどと優しい一面も見せる。実体は男の子である。
- 藤間陽向(ふじま ひなた)
- 聖アンジェリカ女学院二年。涼橋女子寮生。外見は女の子がほしがる人形のような美少女。気がつくと眠っていて、立ったまま寝ることができる。音楽をかけると目を覚ます。ピンクのフリフリ。二年西棟の娘役トップ。実体は男の子である。
- 涼橋萌流(すずはし めぐる)
- 聖アンジェリカ女学院一年。外見はちいさくて黒髪と大きな瞳が印象的な美少女。頭にチビリというウサギっぽい動物を乗せている。かわいらしい声をしている。一年西棟の娘役候補トップ。アサミ子の甥にあたる。実体は男の子である。