むちゃ食い障害
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むちゃ食い障害(むちゃぐいしょうがい)とはとにかく食べる摂食障害の事である。DSM-IV-TR、すなわち米国精神医学会の診断のマニュアルの最新版では神経性食欲不振症・不完全型、反復性(習慣性)嘔吐症などとともに特定不能の摂食障害(Eating Disorder Not Otherwise Specified、EDNOS)の一つとして述べられている。
過食症と異なるのは過食症が嘔吐や下剤使用など代償行為を行うのに対し、むちゃ食い障害ではそれがない点である。そのために過食症を患っている人と違い太っている人が多い。やや女性に多いと言われているが、拒食症や過食症と比べると男女比がそれほどないとされている。Spitzer RLらにより1992年に提唱された。精神的合併症としては、大うつ病、パニック障害、物質使用障害、境界性人格障害などとの合併率が高い。
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