アイーンベル
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性別 | 牝 |
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毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 2001年2月2日 |
父 | サンデーサイレンス |
母 | ミスベルベール |
生産 | 社台ファーム |
生国 | 日本(北海道千歳市) |
馬主 | 志村康徳 吉田照哉 |
調教師 | 森秀行(栗東) 伊藤和 (岩手) |
競走成績 | 12戦0勝 |
獲得賞金 | 655万円 |
アイーンベル(2001年 - )はJRAに所属していた競走馬である。サンデーサイレンス産駒。栗東の森秀行厩舎に所属していた。馬主は志村康徳(志村けん)である。馬名の「アイーン」は志村のギャグとしても有名で、最初「アイーン」で馬名登録を申請したが、受け入れられなかったため母ミスベルベールのベルと合わせ「アイーンベル」にしたと馬主は自著で述べている。
[編集] 略歴
血統はかなりの良血と言える物で、父は大種牡馬サンデーサイレンス、母はフランスで走りアスタルテ賞(G2)に勝った他、ジャックルマロワ賞(G1)でタイキシャトルの4着に入ったミスベルベールである。2001年の2月に社台ファームで生まれた。
2003年暮れの阪神競馬でデビューし、武豊騎乗で1番人気を集めた。志村も相当期待していたとされ、来賓者席から応援していたが、惜しくもシャイニングアレキの2着。2戦目も1番人気に押され、北島三郎の持ち馬キタサンラブソングと対決も6着に沈む。その後も常に上位人気に支持されるもなかなか未勝利を抜け出せず、5戦目の未勝利戦でミルコ・デムーロを背に2着が精一杯だった。2004年夏の札幌競馬での未勝利戦で敗れたのを最後に公営・岩手競馬へ転入。しかしそこでも大敗続きで結局3戦未勝利のまま、2004年12月18日登録を抹消し引退した。その後は動物園に引き取られ、志村けんの馬ということで人気を集めているという。
[編集] 年度、所属別競走成績
2003年
- 中央競馬(1戦0勝、2着1回)獲得賞金280万円
2004年
- 中央競馬(8戦0勝、2着1回、4着1回、5着2回)獲得賞金375万円
- 岩手競馬(3戦0勝)獲得賞金0万円
[編集] 血統表
アイーンベルの血統 (ヘイルトゥリーズン系/Almahmoud 9.38% 4x5) | |||
父
*サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青鹿毛 |
Halo 1969 黒鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Cosmah | Cosmic Bomb | ||
Almahmoud | |||
Wishing Well 1975 鹿毛 |
Understanding | Promised Land | |
Pretty Ways | |||
Mountain Flower | Montparnasse | ||
Edelweiss | |||
母
*ミスベルベール Miss Berbere 1995 栃栗毛 |
Bering 1983 栗毛 |
Arctic Tern | Sea-Bird |
Bubbling Beauty | |||
Beaune | Lyphard | ||
Barbra | |||
Miss Afrique 鹿毛 |
African Song | African Sky | |
Goldwyn Princess | |||
Dictumisas | Dictus | ||
Mischief F-No.3-n |