アチーブスター

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アチーブスター
性別	牝
毛色	黒鹿毛
品種	サラブレッド
生誕	1969年 5月23日
父	シプリアニ
母	フォーテリング
生産	笹地牧場
生国	日本（北海道浦河町）
馬主	山本信行
調教師	田之上勲（栗東）
競走成績	32戦4勝
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アチーブスターは日本の競走馬。1972年桜花賞・ビクトリアカップの二冠を制し、武邦彦に初のクラシックタイトルをもたらした。1972年優駿賞最優秀4歳牝馬。

ランドプリンス（皐月賞）・ロングエース（日本ダービー）・タイテエム（天皇賞(春)）の関西3強と同世代で、同期の牝馬には、トクザクラ（朝日杯３歳ステークス）・タケフブキ（オークス）・キョウエイグリーン（スプリンターズステークス・安田記念）がいる。

※年齢は旧表記（数え年）

[編集] 戦績

1969年、栗東・田之上勲厩舎から競走馬としてデビュー。3歳時は6戦するも、2着2回こそあるが未勝利に終わった。

4歳時の1月27日、ダートの未勝利戦（8戦目）でようやく勝ち上がる。その後200万下の条件戦を勝ち、滑り込みで桜花賞に向かった。桜花賞までに何と15戦を要している事もあり8番人気に甘んじたが、鞍上・武邦彦の好騎乗により2着ハジメローズに3馬身差を付けて快勝。武邦彦にとって初のクラシック制覇だった。その後は、オークスには参戦せず秋まで休養し、3戦した後ビクトリアカップに向かった。ここでも秋3戦の成績（7着・6着・9着）から、桜花賞馬ながら1番人気タカイホーマから離れた5番人気に甘んじる。しかし稍重馬場の中、2着タイラップに首差で勝ち二冠を達成する。因みに、1番人気タカイホーマは故障発症の為に競走中止と言う対照的な結果に終わっている。

その後は5歳まで現役を続けるが、未勝利のまま引退する。因みに、引退レースの京都記念（秋）は4着に終わっている。

[編集] 引退後

引退後は繁殖入りするが、4歳時の劇走の反動か重賞勝ち馬を輩出出来ずに終わった。

代表産駒にワンダーヒロイン（1986年金鯱賞2着・阪神牝馬特別2着）

[編集] 血統表

アチーブスターの血統　（ナスルーラ系／インブリードNearco4×4=12.50%）
父 *シプリアニ Cipriani 1958　黒鹿毛	Never Say Die 1951　鹿毛	Nasrullah	Nearco
			Mumtaz Begum
		Singing Grass	War Admiral
			Boreale
	Carezza 1953　鹿毛	Rockefella	Hyperion
			Rockfel
		Canzonetta	Turkhan
			Madrigal
母フォーテリング 1961　黒鹿毛	Premonition 1950　鹿毛	Precipitation	Hurry On
			Fair Trial
		Trial Ground	Tip the Wink
			Wisteria
	Versitication 1954　鹿毛	Dante	Nearco
			Rosy Legend
		Lovely Bubbles	Colonbo
			Sold'Or