イシツブテ
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イシツブテ | |
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全国 ドククラゲ - イシツブテ (#074) - ゴローン |
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ジョウト アリアドス - イシツブテ (#034) - ゴローン |
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ホウエン マリルリ - イシツブテ (#057) - ゴローン |
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シンオウ クロバット - イシツブテ (#031) - ゴローン |
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全般 | |
英語名 | Geodude |
進化体系 | たねポケモン |
進化前 | なし |
進化後 | ゴローン |
世代 | 第1世代 |
ポケモン学 | |
分類 | がんせきポケモン |
タイプ | いわ / じめん |
高さ | 0.4 m |
重さ | 20.0 kg |
特性 | いしあたま/がんじょう |
イシツブテは、ポケットモンスターシリーズに登場する491種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
頭部から2本の腕が生え、拳は頭部の2/3の大きさ。空中に浮遊して行動する事が多い。山道に多く分布するため、登山者に踏まれる事が多い。性格が荒々しいので、最悪の場合では両腕を振り回して襲い掛かることがある。長生きすればするほど体は丸く削れるが、性格は相変わらずゴツゴツと荒々しい。
ボール代わりにして投げ合う「イシツブテ合戦」という遊びもあるらしい。この設定は印地や石合戦がモデルと思われる。
[編集] ゲームでのイシツブテ
防御力が高い反面、素早さに欠ける。
赤・緑などの初期において最初のジムで対戦するタケシが1匹目に繰り出すポケモン。
「たいあたり」などのノーマルタイプの技がほとんどの序盤なので、このイシツブテに苦戦させられる事が多々あった(特にヒトカゲ・ピカチュウを選んだプレイヤー)。そのため、イシツブテを見ると昔の悪夢を思い出す人も少なくない(フシギダネは「つるのムチ」、ゼニガメは「あわ」「みずでっぽう」と、効果抜群のタイプ一致技を早いレベルで覚えるので、簡単に倒せる。またピカチュウ・ファイアレッド・リーフグリーンでは序盤でかくとうタイプのマンキーが手に入るようになったし、ピカチュウは「なみのりピカチュウ」を入手すれば格段に楽になり、ファイアレッド・リーフグリーンではヒトカゲが低いレベルではがねタイプのメタルクローを覚える。)。
その後も度々最初のジムリーダーのポケモンとして登場。ルビー・サファイア・エメラルドではツツジ、ダイヤモンド・パールではヒョウタがそれぞれ使用している。いわタイプのモンスターには、序盤手に入るモンスターが多く覚えるノーマルタイプのわざが効きにくい為か、最初のジムリーダーの使用属性としていわタイプはしばしば用いられている。
ただ、水タイプ(ミズゴロウとポッチャマ)と草タイプ(キモリとナエトル)は効果抜群の技を覚えるし、炎タイプのアチャモとヒコザルもワカシャモ・モウカザルに進化させるとかくとうタイプになるため、最初に貰えるポケモンを使えばそれほど苦戦しない。
なお、ゲーム中多くの洞窟などにズバットと並び登場する。「やまおとこ」の手持ちポケモンとしての登場も多い。
[編集] アニメでのイシツブテ
タケシの手持ちポケモンとして登場していた。鳴き声は名前ではなく、「らっしゃい!」サントアンヌ号では、他のトレーナーのイシツブテ達と手をつないで輪を作り、その状態で回転しながらロケット団を撃退。ホウエン地方にくるときにジムに預けてきた。 オレンジ諸島編で登場したダンの手持ちは、他のポケモンが作った雪玉をロケット団の気球に向かって投げつけて撃退。
AGではツツジの手持ちとして登場。キモリを倒すがピカチュウに敗れる。(地面タイプもあるイシツブテに電気タイプの10万ボルトがなぜ効いたのかは不明)
[編集] ポケモンカードでのイシツブテ
[編集] 映画でのイシツブテ
短編映画『ピカチュウのなつやすみ』では、土管に頭がはまったリザードンをピジョン・ズバットと共に上方から引っ張って救助した。終盤ではイワークの上に乗り、イシツブテの上にはズバットがとまっていた。
[編集] その他におけるイシツブテ
ポケットモンスターSPECIALでは、ニビジムのタケシが、持っているほか、お月見山で、野生として出現。