インドジャボク
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インドジャボク(印度蛇木)とは、キョウチクトウ科の植物の一種。別名は、ラウオルフィア。学名Rauwolfia serpentina。
インド周辺に自生し、根の形がヘビのようであるからインドジャボクという。また、ヘビの咬傷に用いるからという人もいる。花色は白または薄いピンクなど。
根にレセルピンという降圧作用、鎮静作用のある成分と、アジマリンという抗不整脈作用がある成分が含まれており、これらは医薬品として使われる。
インドではインドジャボクの根を民間薬としてヘビの咬傷、精神病などに使う。レセルピンは副作用の問題があるとはいえ抗精神病作用があると認められており、民間薬として利用されてきたのには根拠があったことになる。一方、伝統的な漢方方剤では、まず使わない。