ガジェット警部
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ガジェット警部(ガジェットけいぶ、INSPECTOR GADGET)は、1983年に製作された日米合作のテレビアニメ。制作は東京ムービー。放送期間は1983年9月10日から1986年2月1日。日本ではNHK衛星第2テレビジョンの衛星アニメ劇場枠で放送された。1999年には「GO!GO!ガジェット」として実写映画化がなされた。
[編集] 主な登場人物
- ガジェット警部(声:玄田哲章)
- 不慮の事故(バナナの皮で滑って転ぶ)で死亡するがサイボーグとなる。全身にあらゆる装置(ガジェット)が仕込まれている。やることなすことドジばかりだが、本人はまったく気づいていない。常にコートと帽子を着用(どちらも装備の一部である)。特に帽子は風呂でも寝るときでも外さない。
- ペニー(声:高田由美)
- ガジェットの姪。ツインテールにTシャツ、長ズボン姿。頭がよく、決断力、判断力に富む。毎回、ガジェットを影からサポートし、実質的には彼女が事件を解決している。腕時計型のブレスレットでブレインと通信する。またこのブレスレットは小型コンピュータにもなっている。
- ブレイン
- ペニーの飼い犬。首輪にマイクとヘッドホンが仕込まれており、ペニーからの指令を受けてガジェットを彼に知られないように助ける。2本足でも歩ける。人語は話せないが理解はできる。
- クインビー署長(声:辻村真人)
- 事件があると、いろいろな「物」に変装してガジェットに指令を渡す。指令書は読んだ後に自動的に爆発する物であり、毎回、お約束的に爆発を浴びる事となる。話によって署長だったり部長だったりする(台詞の邦訳者が異なるためと思われる)。
- ドクタークロウ(声:小関一)
- 秘密結社マッドのボス。画面では腕しか登場していない。
- マッドキャット
- ドクタークロウの飼い猫。
[編集] ガジェット警部のガジェット(装備)
- ガジェットコプター:頭部(帽子)からローターと操縦桿が出現、空を飛べる。
- 極秘ガジェット電話(シークレットガジェットフォンとも呼称):人差し指の先からアンテナが出現、親指と小指で受話と送話を行う電話。主にクインビーからの第一段階連絡用。電話の直後に変装したクインビーと直接会う。
- ガジェットコート:ボタンを引っ張るとコートが膨らみクッションや救命胴衣になる。
- ガジェットローラー:靴の裏からローラーが出現。滑走できる。たいがい転倒する。
- ガジェットバン:ガジェット警部の愛車。バンからスポーツタイプの乗用車(ガジェットカー)に変形する。
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