ケッセル
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ケッセルは、映画『スターウォーズ』に名前のみ登場する幾つかの衛星を持った架空の卵型惑星(実質小惑星)。
銀河でここでしか見つからない高価なスパイスグリッタースティムが生産される反面、銀河帝国の時代にはモー秘密研究所への出入り口として利用され、政治犯の強制収容所を設置し劣悪な環境下で彼らをスパイスの採掘作業に従事させている等負の面も持つ。環境は非常に厳しく、常に放射線に曝されており、軌道上に対放射線シールドを配置することによって住民たちを守っている。しかし、この星自体が大変小さく、地表付近に大気を留めることができず、地殻を構成する鉱物から酸素と二酸化炭素を放出することによってこれを補っているため、簡単な宇宙服がなければ外出することができない。また、この星の出身であることを差別する者もいる。 エンドアの戦いで帝国軍が敗れた後は反乱同盟軍の勢力化に入り、ニエン・ナンによってドロイドを使用したスパイス採掘が行われている。
余談だが、劇中では名前しか登場しなかったために、ファミコンソフトでは山の惑星になってしまっているうえに、ツタンカーメンのような像まである。
[編集] 主な出身者
ケン ジェダイの王子でパルパティーンの孫。
トライオキュラス パルパティーンの息子を名乗った残忍な三目のペテン師。最高位奴隷主でもあった。