ノート:ゲルマン民族の大移動
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[編集] 民族移動時代との統合提案
近時の学説上の進展状況をよく知らないので、いずれが適当かは判断できませんが、ご意見を賜りたく。--Tomzo 2006年12月12日 (火) 17:29 (UTC)
- 最近の見解を述べるならば、3世紀から11世紀にかけて、ヨーロッパにおいての民族の大移動に関しては、ゲルマン民族のみではないことを注記しておきます(この項目を立ち上げておきながら、中途半端にスタブにしておいて申し訳ございません)
- 2世紀からゲルマン民族のローマ帝国への移住が始まります。その動きを決定的にしたのは、アッティラ率いるフン族の中央アジア方面からの移動(375年)になります。
- その後の民族の移動の歴史は、ゲルマン民族の旧西ローマ帝国領での定着(東ゴート⇒イタリア、西ゴート⇒イベリア半島、アングロ・サクソン⇒イギリス、ヴァンダル⇒北アフリカ、フランク⇒フランス、ランゴバルド⇒北イタリア)
- アジア系民族の東ローマ帝国領への侵入の開始(アヴァール、ブルガール、マジャールなど)
- ノルマン系民族(いわゆるヴァイキング)のヨーロッパ進出(シチリア、ブルターニュ、イギリス、ロシア方面へ)
- スラブ系民族の移動(チェック、ポーランド、ロシアなど)
民族移動の流れが、完全に止まるのは、11世紀から12世紀にかけてです。以上のことから、「ゲルマン民族の大移動」を「民族移動時代」へ統合すべきだと考えます。--Tantal 2006年12月27日 (水) 16:12 (UTC)