ゴーカイ
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性別 | 牡 |
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毛色 | 黒鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1993年5月6日 |
死没 | - |
父 | ジャッジアンジェルーチ |
母 | ユウミロク |
生産 | タイヘイ牧場 |
生国 | 日本(北海道静内町) |
馬主 | 吉橋計 |
調教師 | 郷原洋行(美浦南) |
競走成績 | 58戦9勝(うち障害28戦8勝) |
獲得賞金 | 5億1074万4000円 |
母は優駿牝馬2着、カブトヤマ記念勝ちのユウミロク。半兄にダイヤモンドステークス2勝のユウセンショウ、半弟に中山大障害勝ちのユウフヨウホウ(どちらも父ラグビーボール)。
[編集] 戦跡
新潟競馬場の未出走でデビューしたゴーカイは、3戦目で勝ちあがる。しかしその後約2年にわたり、500万下条件で勝てずにいた。そんなゴーカイは、6歳初頭に障害に転向する。4戦目で障害未勝利を脱出すると、福島ジャンプステークスでオープン入りを決める。その年の秋には東京オータムジャンプを勝って大一番の中山大障害に臨むが、平地重賞勝利経験も持つゴッドスピードのハナ差2着に敗れる。
翌2000年は春麗ジャンプステークスから中山グランドジャンプを含む4連続連対、秋にはイルミネーションジャンプステークス3着の後中山大障害に臨むが、ランドパワーの2着に屈する。しかしこの活躍が認められ、JRA賞最優秀障害馬に選出された。8歳になった2001年も中山グランドジャンプを史上初の連覇で勝利。そして前年同様イルミネーションジャンプステークスを叩いて、三度目の正直での中山大障害制覇を狙うが、半弟ユウフヨウホウの最低人気の激走の前にまたしても2着になる。しかし2年連続で最優秀障害馬に選出される。
2002年、3連覇を狙った中山グランドジャンプでは、オーストラリアの強豪セントスティーヴンの前に1と1/2馬身差の2着に敗れる。東京ハイジャンプ3着の後、調教中に骨折を発症。年齢も高かったために引退することとなった。
障害28戦で落馬による競走中止なし、28戦16連対(8勝2着8回)という成績、足掛け3年半に渡って一線級で戦い続けた実力はまさに名ジャンパーといえる成績であろう。
[編集] 競走成績
1996年(9戦1勝)
1997年(8戦0勝)
1998年(9戦0勝)
1999年(障害12戦3勝)
- 東京オータムジャンプ、2着 - 中山大障害
2000年(障害6戦3勝)
- 中山グランドジャンプ、東京ハイジャンプ、2着 - 中山大障害
2001年(障害5戦1勝)
- 中山グランドジャンプ、2着 - 中山大障害
2002年(障害4戦1勝)
- 2着 - 中山グランドジャンプ
ゴーカイの血統 (ボールドルーラ系/Tulyar4×5=9.38 Windfields5×5=6.25%(父内)) | |||
父
*ジャッジアンジェルーチ Judge Angelucci 1983 栗毛 |
Honest Pleasure 1973 黒鹿毛 |
What a Pleasure | Bold Ruler |
Grey Flight | |||
Tularia | Tulyar | ||
Suntop | |||
Victorian Queen 1971 鹿毛 |
Victoria Park | Chop Chop | |
Victoriana | |||
Willowfield | Stratus | ||
Willow Lake | |||
母
ユウミロク 1983 黒鹿毛 |
カツラノハイセイコ 1976 黒鹿毛 |
ハイセイコー | *チャイナロック |
ハイユウ | |||
コウイチスタア | *ジャヴリン | ||
ミタケ | |||
リュウアコンバツト 1977 黒鹿毛 |
*インディアナ | Sayajirao | |
Willow Ann | |||
リュウメイン | Aggressor | ||
*マイトアンドメイン F-No.19-a |
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