サイレントディール
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性別 | 牡 |
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毛色 | 栗毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 2000年3月19日 |
死没 | (現役競走馬) |
父 | サンデーサイレンス |
母 | フェアリードール |
生産 | ノーザンファーム |
生国 | 日本(北海道勇払郡) |
馬主 | 金子真人ホールディングス |
調教師 | 池江泰郎(栗東) |
厩務員 | 市川明彦 |
競走成績 | 41戦7勝 |
獲得賞金 | 中央2億7044万1000円 地方4800万円 |
サイレントディールは日本の競走馬。芝・ダート問わず、中距離路線で息の長い活躍を見せている。全姉にエリザベス女王杯優勝のトゥザヴィクトリーがいる。
[編集] 戦績
2002年にデビュー、新馬戦を勝つと、後にクラシックを共に戦うことになる武豊を鞍上に向かえた萩ステークスでは5着に入る。次走の条件戦(黄菊賞)を勝ち、朝日杯フューチュリティステークスに挑む。終始逃げるがエイシンチャンプの8着に敗れる。
年明けはシンザン記念から始動。好位から抜け出し重賞初制覇を飾る。次のきさらぎ賞は2着であったが、その時の勝ち馬は後の二冠馬であるネオユニヴァースであった。そしてクラシック第1弾の皐月賞へ。これまでは先行が主な戦法であったが、ここで初めて後方からの競馬を経験する。しかし前を捉えられず6着、次の東京優駿も6着に敗れる。その後は宝塚記念を選択するが10着に敗れ、陣営はダート路線に活路を求める。ダート初経験の武蔵野ステークスを快勝するとジャパンカップダートでは2番人気に推される。しかしながら結果は7着、次走の東京大賞典も1番人気に応えられず9着に敗れる。
2004年の初戦はいきなりダートの大一番、フェブラリーステークス。ここで当時のダート王者であったアドマイヤドンに半馬身差まで詰め寄り2着に好走する。そして姉のトゥザヴィクトリーも挑んだドバイワールドカップに挑戦。武豊を背に臨むもプレザントリーパーフェクトから10秒近くも遅れ、11着馬からも13馬身離されてしまう最下位の12着に大敗する。帰国初戦に宝塚記念を選択するが、ここでも7着に敗れ休養に入る。
2005年は大阪城ステークスから始動。産経大阪杯をはさんで臨んだ3走目のオーストラリアトロフィーで久々の勝利を挙げる。しかしその後はまったく勝ち星を挙げられず春待月ステークスの2着が最高着順であった。
2006年の最初の勝ち星は5走目のブリリアントステークス。鞍上内田博幸に追われ久々の勝利を飾る。さらに帝王賞では2強のアジュディミツオー、カネヒキリには離されてしまうものの3着と復調の兆しを見せた。しかし芝に戻った小倉記念で10着に敗れると、その後は勝ちきれなかった。
2007年は日経新春杯から始動するが、ここでも11着と大敗する。しかし次走の佐賀記念ではスタートしてから一旦控えるものの、ペースが遅いと見るや1周目のスタンド前で鞍上の好判断で先頭に立つとそのまま押し切り、レコード勝ちで重賞3勝目を挙げた。続いてのダイオライト記念でも同じように向こう正面で先頭に立ったが、最後の直線では粘りきれず4着に敗れた。
[編集] 血統表
サイレントディールの血統 サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系)/(Almahmoud 4×5=9.38%、Native Dancer 5×5=6.25%) | |||
父
* Sunday Silence 1986 青鹿毛 |
Halo 1969 黒鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Cosmah | Cosmic Bomb | ||
Almahmoud | |||
Wishing Well 1975 鹿毛 |
Understanding | Promised Land | |
Pretty Ways | |||
Mountain Flower | Montparnasse | ||
Edelweiss | |||
母
* Fairy Doll 1991 栗毛 |
Nureyev 1977 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic |
Natalma | |||
Special | Forli | ||
Thong | |||
Dream Deal 1986 栗毛 |
Sharpen Up | Atan | |
Rocchetta | |||
Likely Exchange | Terrible Tiger | ||
Likely Swap F-No.9-f |
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