シェル・クレイル ～愛しあう逃避の中で～
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| シェル・クレイル～愛しあう逃避の中で～ | |
|---|---|
| 対応機種 | Windows98/Me/2000/XP |
| 発売元 | アリスソフト |
| 発売日 | 2003年6月27日 |
| ジャンル | ADV |
| レイティング | 18禁 |
| キャラクター名設定 | 不可 |
| エンディング数 | 6 |
| セーブファイル数 | 10 |
| エンジン | System3.9 |
| 画面サイズ | 640×480 |
| BGMフォーマット | WAVE,ハードディスクにインストール |
| キャラクターボイス | なし |
| CGモード | あり |
| 音楽モード | あり |
| 回想モード | あり |
| メッセージスキップ | あり |
| オートモード | なし |
| 備考 | 生産終了になっている |
シェル・クレイルは、2003年6月27日にアリスソフトから発売された18禁アドベンチャーゲーム。
[編集] 概要
耽美的と評されるグラフィックと、徐々に破滅が近づいてくるかのような不気味さを抱かせるシナリオとが合わさって、一部で高い評価を受けたものの、売り上げ自体はそれほど振るわなかった。
また、開発に際して迷走した期間があったことがスタッフにより明らかにされており、実際にアダルトゲームにしては破格とも言える開発期間がかけられていた。現在、この作品でディレクターを務めたスタッフの一人は退社している。
[編集] ストーリー
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
主人公セトル＝ジャン・ストニはレンセル伯爵家に住み込み、専属医師として熱心にリズの治療にあたっていた。3年の月日を経てリズの治療は成功し、健康に成長したリズはトマ青年と婚約した。しかしリズが結婚する前夜、ジャンとリズはお互いに、相手が自分を愛していたことを初めて知ってしまう。
一度は身分違いの恋を諦めようとした二人であったが、なぜかレノンセル伯爵が執事フィデルを通して「二人で遠い所へ逃げるように」と伝えて来たため、二人は一緒に深夜の屋敷を抜け出すことになる。
避暑地ミゼイユに位置するレノンセル伯爵の別荘に逗留することになった二人は、そこでベルナデットやオルガ達と出会い次第に親しくなっていく。現地で診療所を開くことにも成功し、このままミゼイユで幸せな家庭を築けるかとも思われた。しかし、フィデル執事がレノンセル伯爵の真意を伝えるために二人の元へやってきた時、ジャンとリズ、それに避暑地の住人たちの関係が徐々に狂い始める。
極めて利己的で、娘を顧みないレノンセル伯爵の真意を知ったジャンとリズは、二人の心が融合し、決して離れ離れにならないようになるという禁断の秘薬に手を出を出すことを決意するが、その選択がベルナデットやオルガ達にも黒い影を落とすことになってしまう。
[編集] 登場人物
- セトル＝ジャン・ストニ
- 主人公である医師。ゲーム開始時、伯爵家の専属医としてリジェンヌ・エイパの治療を努めている。
- リジェンヌ・エイパ
- ヒロイン。レノセンル伯爵の娘であるが、私生児であるため母方の姓を名乗っている。トマ青年と婚約している。愛称はリズ。
- クリストフ・レノンセル伯爵
- リズの実の父親。資産家であるが、多忙のため屋敷に留まることはほとんどない。
- フィデル・フィッド
- レノンセル伯爵に忠実な執事。
- エミリ・ボオヌ
- レノンセル伯爵に仕える年嵩のメイド。
- トマ・トリュオイ
- リジェンヌの婚約者。大企業の御曹司であるが、誠実な青年。
- ベルナデット・ヴォヌハース
- 世間を離れ、避暑地にこもりきっている元上流階級の婦人。
- オルガ・エアレ
- ベルナデットに仕えるメイド。
- ジェレミー・アブルゥエ
- 避暑地で液剤燃料店を構える青年。ベルナデットに想いを寄せている。
- テオ・アルトー
- 医師を目指す優秀な少年。
- ユウグ・オー・セルベス
- 避暑地に服飾工房を構える老人。
- カティア・トレン
- セルベス老と暮らしている、病弱な少女。
