ジャパハリネット
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ジャパハリネット | |
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出身地 | 日本、愛媛県 |
活動期間 | 1999年- |
ジャンル | J-ROCK・J-POP |
メンバー | 城戸けんじろ(Vo.) 鹿島公行(B.) 中田衛樹(G.) りょういち(Dr.) |
ジャパハリネット(JAPAHARINET)は、日本のロックバンド。略称は「ジャパハリ」など。
1999年に愛媛県伊予郡松前町で、松山大学のバンドサークルのメンバーだった鹿島公行を中心に結成。インディーズ時代から四国地方で人気を博し、「四国地方最強のロックバンド」とも呼ばれた。インディーズ時代から地元・松山でのライブは超満員。ワンマンをするたびに200人を超える観客を動員するほどだった。また、当時から『烈の瞬』がTVアニメ『エアマスター』の主題歌に大抜擢されるなどの腕前。
メジャーデビュー前、M1グランプリ決勝進出で知名度が広がりつつあったお笑いコンビ、「麒麟」がDJを務めるYES-FM「オンスト」にジャパハリネットがゲスト出演し、初共演を果たす。これをきっかけに、麒麟田村は彼らの大ファンとなり、カラオケではジャパハリネットの曲を熱唱しているらしい。 ライブにも、オンストにジャパハリを出演させた作家の倉敷氏(くらやん)と共に、客席にいる姿を目撃されている。
2004年に『哀愁交差点』でメジャーデビュー。現在も松山市を拠点におき、CDやDVD等をリリースし、年間100本程のライブ活動を行っている。メジャーデビューアルバムはオリコン10位を記録しヒット。また、2004年には日本ゴールドディスク大賞で『ニューアーティストオブ・ザ・イヤー』を受賞するなど実力を発揮している。
力強く、そして透き通ったボーカル城戸の「声」、人生の浮き沈み、田舎から都会へと旅立つ者の不安、人間の弱さなど、普通の若者の心象風景を鋭く読み取った「歌詞」、安定感と爆発力のある「演奏」、この3つが組み合わさった、非常に完成度が高く、訴求力の強い楽曲が彼らの人気を不動の物にしている。また、ライブでは観客とバンドが一体となった、非常に感動的な光景を何度も目にすることができる。青春パンクブームの真っ只中に登場したので、その枠内で語られる事も多いが、そんな枠からはみ出した彼等の魅力は、老若男女を問わず、支持される可能性を秘めている。
目次 |
[編集] メンバー
- 城戸けんじろ(きど- 1981年2月9日)ボーカル-本名:城戸健次郎(きど けんじろう)福岡県北九州市出身
- 鹿島公行(かしま ひろゆき 1979年4月21日)ベース 愛媛県宇和島市出身
- 中田衛樹(なかた ひろき 1979年11月12日)ギター 愛媛県伊予郡松前町出身
- りょういち(1982年5月4日)ドラム-本名:中岡良一(なかおか りょういち)愛媛県伊予郡松前町出身
[編集] バンド名の由来
「ジャパン・ハリネズミ・ネットワーク」の略。けんじろが3区切りの歌手が好きなため(例:「長渕剛(長・渕・剛)」、「THE BLUE HEARTS(ザ・ブルー・ハーツ)」など)。
[編集] ディスコグラフィー
[編集] アルバム
[編集] シングル
- 物憂げ世情(2002年7月27日)
- 烈の瞬(2003年5月28日)日本テレビ系アニメ「エアマスター」OPテーマ
- 哀愁交差点(2004年1月21日)
- 遥かなる日々(2004年9月8日)
- 帰り道(2005年1月19日)
- 金色の螺旋-コンジキノラセン-/美しき儚きかな(2005年12月21日)
- 星霜のさくら(2006年6月28日)
- INDER SONG(2007年4月18日)
[編集] DVD
- 20020727 VHS・限定300本(2002年11月17日)
- white clothes day(2003年6月27日)
- 0727 ZeroNanaNiNana -Independence Day 2002-(2004年7月22日)
- white clothes day II SHIBUYA-AX(2005年1月19日)
- WHITE CLOTHES DAY 3 -白炎隊-(2007年4月18日)
[編集] 参加作品
- 01.It's a human road
- 02.夏みかん
- 04.最果ソング
- 09.物憂げ世情
- 1-12.どうしようもない恋の唄(THE ROOSTERS カバー曲)
- 10.黎明時代-レイメイジダイ-
- 05.ありがとう、そしてサヨナラ!(りょういち)