ズォーダー
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ズォーダー大帝は、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』シリーズに登場する、架空の人物。白色彗星帝国ガトランティスの大帝。声の出演は、小林修。テレビシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2」で劇中、ゲーニッツから「ズォーダー5世大帝」と紹介されている。尊大な性格で自らを全宇宙の絶対者、宇宙の法にして宇宙の秩序であると任じ、生命ある者はその血の一滴まで自分のものであると信じて疑わない。その一方で、ガミラスのデスラー総統に対しては、武人としての実力を認め同盟を結び様々な援助を供与する面もある。
白色彗星帝国は、本星である白色彗星の進路上にある星星を征服し、2001年にはアンドロメダ星雲を征服し、その余勢をかって、ついに銀河系にその侵略の魔の手を伸ばしてきた。
[編集] キャラクターデザイン
ズォーダー大帝のキャラクターデザインは、太い眉毛と額から垂れた毛が繋がる特徴的なものであるが、このキャラクターは、ガトランチスという大帝に影武者のように付き従う人物のデザインであった。大帝のデザインは、当初は、禿頭に顎鬚を蓄えた容貌でローマ風の衣装を身にまとったデザインであったが、最終段階でガトランチスを老けさせたデザインが大帝となり、大帝として設計されたキャラクターは、ゴーランドとして使用された。