トータル・フィアーズ
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トータル・フィアーズ The Sum of All Fears |
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監督 | フィル・アルデン・ロビンソン |
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製作総指揮 | トム・クランシー ストラットン・レオポルド |
製作 | メイス・ニューフェルド |
脚本 | ポール・アタナシオ ダニエル・パイン |
出演者 | ベン・アフレック モーガン・フリーマン |
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス |
撮影 | ジョン・リンドレー |
公開 | 2002年5月29日 2002年8月10日 |
上映時間 | 124分 |
製作国 | アメリカ・ドイツ |
言語 | 英語 |
制作費 | $68,000,000 |
allcinema | |
IMDb | |
『トータル・フィアーズ』(The Sum of All Fears)は2002年のアメリカ映画。トム・クランシーによるベストセラー小説『恐怖の総和』(The Sum of All Fears)の映画化作品であり、ジャック・ライアンシリーズのひとつである。
目次 |
[編集] 概要
映画では、小説からいくらかの変更がなされている。小説ではテロリストは中東の反米活動家グループの設定であった。しかし、アメリカ同時多発テロ以降、この設定はあまりにも現実的すぎるため、テロリストはネオナチやKKKを中心とした極右団体の設定となっている。また、主人公ジャック・ライアンは小説ではCIA情報担当副長官の設定だが、CIAの若きアナリスト(情報分析官)の設定になっている。
アメリカで核爆発が起きる場面などはCGを駆使して表現している。一方で、手持ちカメラの多用によってドキュメンタリー映像のような緊迫感、現実感を得ており、パニックの様子を見事に表現している
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ
ロシアでチェチェン紛争に関して強硬姿勢も辞さない大統領が就任し、米ロ両国の緊迫した関係を改善するため米国はCIA長官とその補佐のジャック・ライアンをロシアに派遣する。しかし、両国の間で生じた相互の不信はぬぐえずこれを利用したネオナチやKKKを中心とした勢力が戦争をおこそうと策動を始めた。
そのさなかアメリカボルチモアのレジャー施設で核爆発がおきる。と同時にロシアの反乱分子がアメリカの空母を攻撃する。アメリカは、ロシアが宣戦布告したと疑う。テロリストによる罠だと気付いたCIAのジャック・ライアンは、真実を両国の大統領に伝えようとするが、本土を核攻撃されたアメリカは混乱の中、最終戦争へと突入しようとしていた。はたしてジャックは戦争を止められるのか?
[編集] キャスト
[編集] 外部リンク
カテゴリ: アメリカ合衆国の映画作品 | 2002年の映画 | トム・クランシー