ドリルミサイル
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ドリルミサイルは、架空の兵器。アニメ『マジンガーZ』、『ゲッターロボ』、『宇宙戦艦ヤマト』、特撮『秘密戦隊ゴレンジャー』などに登場する。
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[編集] マジンガーZにおけるドリルミサイル
漫画・TVアニメ『マジンガーZ』に登場する架空の兵器。
マジンガーZが強化されていく課程で装備された追加武装の一つ。ロケットパンチとして発射される腕の部分が90度折れ曲がり、肘関節の断面から発射されるミサイルである。形状はドリル状になっている。
OVA『マジンカイザー』では、マジンガーZが強化されることなく敵の手に落ちあしゅらマジンガーに改造され、マジンカイザーに破壊されたため登場しなかった。
[編集] ゲッターロボにおけるドリルミサイル
漫画・TVアニメ・OVA『ゲッターロボ』シリーズに登場する架空の兵器。
ゲッター2、真・ゲッター2、真・ライガーに装備されていることが確認されている。これらのゲッターロボに装備されているドリルがそのままミサイルとなって機体から離れ飛んでいく武器である。
TVアニメ版ゲッターロボに登場したゲッター2ではドリルパンチと呼ばれていたが、OVA『真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日』ではゲッター2のドリルは単にドリルミサイルと呼ばれていた。
[編集] 宇宙戦艦ヤマトにおけるドリルミサイル
アニメ『宇宙戦艦ヤマト』に登場するガミラス帝国の架空の兵器。
ドメル将軍が七色星団におけるヤマトとの決戦の際に爆撃機に積載して瞬間物質移送器で送り込み使用した。
全体的な形状は、赤く翼のない中央部の窪んだ円柱状の大型のミサイルで、爆撃機に1発のみ搭載できる。その名が示す通り先頭部が黄色いドリルとなっており、これがヤマトの波動砲口から内部に食い込み爆発することを意図してガミラスの兵器開発部で急遽開発されたもので、ヤマト対策兵器として特別に作られた。ミサイルと名の付く以上、何らかの推進&誘導システムを備えているはずだが、劇中からはうかがい知れない。
また、先頭部には工作員を潜入させるための出入口があり、本来はここからヤマト艦内に潜入したガミラス工作員による妨害工作が描かれる予定であったが、放映話数の短縮の影響でオミットされた名残でもある。
しかし、この出入口の存在が仇となり、真田志朗とアナライザーに内部に侵入されて動力を逆転されてしまったため、ドリルミサイルはドメル将軍の空母艦隊めがけて逆走して戦闘空母に命中、空母艦隊を失うこととなった。戦闘空母(帰還した超大型爆撃機を収納?)に命中したことが偶然でないのだとすれば、ドリルを逆転したことにより誘導装置も逆転し、発射点=爆撃機に帰巣したと見ることもできようか。
このドリルミサイルは兵器とするだけではなく、惑星の地殻深くをボーリング調査する様な転用も可能である。
[編集] 秘密戦隊ゴレンジャーにおけるドリルミサイル
バリブルーンの兵装の1つ。#28では噴火を誘引する装置を基地ごと破壊している。#42では鉄人仮面テムジン将軍の要塞を灰燼に帰させ、黒十字総統が同将軍を諦観し火の山仮面マグマン将軍を招聘する切欠となったが矜持を賭したテムジンはバリブルーンを道連れに名誉の戦死を遂げた。
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