ビスマルク諸島
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ビスマルク諸島(Bismarck Archipelago)とは太平洋、ニューギニア島沖にあるパプアニューギニア領の諸島。名前はドイツの宰相オットー・フォン・ビスマルクにちなむ。多くは火山島である。
主な島は
- アドミラルティ諸島(Admiralty Islands)
- デューク・オブ・ヨーク諸島(Duke of York Islands)
- ムサウ諸島(Mussau Islands)
- ニューブリテン島(New Britain) (かつてはノイポンメルン島 Neupommern)
- ニューハノーヴァー島(New Hanover Island)
- ニューアイルランド島(New Ireland) (かつてはノイメクレンブルク島 Neumecklenburg)
- Vitu諸島(Vitu Islands)
ビスマルク諸島の先住民はラピタ人(Lapita)である。
ヨーロッパ人で最初にこの諸島を発見したのはオランダ人のWillem Schoutenで、1616年のことである。しかし、1884年にドイツの保護国になるまでヨーロッパ人は住んでいなかった。
第一次世界大戦が勃発すると、1914年にオーストラリア軍が占領した。その後オーストラリアの委任統治領となり、途中第二次世界大戦での日本軍による占領をはさみ、1975年のパプアニューギニアの独立までオーストラリアの統治下にあった。
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