ビッグス・ダークライター
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ビッグス・ダークライター(ビッグズ-:Biggs Darklighter)は、映画『スター・ウォーズ』シリーズの『エピソード4/新たなる希望』の登場人物。ルーク・スカイウォーカーと同じタトゥイーン出身で、昔からの友人であった。
劇中では、ヤヴィンの戦いでビッグスの姿を見ることができる。ヤヴィンの反乱同盟軍基地の格納庫で、デス・スターを攻撃するために出撃する旧友ルークとばったり再会したのだ。共に出撃できる喜びを分かち合った2人は実戦でその力を遺憾なく発揮する。レッド・リーダーから後を託されたルークやウェッジ・アンティリーズと共にデス・スターの廃熱ダクトを狙ってトレンチに侵入したビッグスは、しかしながら、不意に現れたダース・ヴェイダーによって背後から撃墜されてしまった。
ビッグスは映画の最初の案ではもっと大きな役割をもっていたが、デス・スターへの攻撃シーンに重点を置いたため、彼のシーンはカットされた。そのシーンは、別れを告げるため惑星タトゥイーンの仲間たちの元を訪れ、反乱同盟軍に加わりたい気持ちがあることをこっそりルークに話すシーンであった。
また、のちのスピンオフ小説等では、ビッグスの従兄弟であるギャヴィン・ダークライターがXウイングのパイロットとして活躍する。