ブルーノ・カービー
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ブルーノ・カービー(Bruno Kirby、1949年4月28日-2006年8月14日)は、米国ニューヨーク市出身の映画・テレビの性格俳優であった。『ゴッドファーザーPARTII』(1974)や『恋人たちの予感』(1989)、『シティ・スリッカーズ』(1991)などに出演したが、2006年8月14日、ロサンゼルスにて白血病による多臓器不全により死去した。57歳であった。ベテランの性格俳優ブルース・カービーの息子であり、長きにわたって批評家の賞賛と人気を誇ってきた。
最初に注目されたのは、『ゴッドファーザーPARTII』での若き日のクレメンザ(後日のクレメンザはリチャード・S・カステラーノ)を演じてからだった。彼は、この作品で若く禁欲的なビト・コルレオーネ(ロバート・デ・ニーロ)に銃を隠してもらい、その後彼と共に敷物を盗むという印象的な役どころを演じていた。彼はコルレオーネをニューヨークのマフィア組織に誘うきっかけになる。それらのシーンはゴッドファーザー・サガの中でも最も印象的なシーンの1つである。
カービーはビリー・クリスタルと共に記憶される役者になった。『恋人たちの予感』ではクリスタルが演じたハリーの良き相談役の作家を演じた。また『シティ・スリッカーズ』では、彼は親友にキャトル・ドライブを勧める不安で神経質なスポーツ用品のセールスマンを演じている。
彼の演じた役でも認められ出したのは『グッドモーニング, ベトナム』(1987)で才気煥発のDJエイドリアン・クロナウアー(演ずるはロビン・ウィリアムズ)に対して、ユーモアを解さぬ上司、スティーヴ・ホーク少尉役からであった。
他に『ドン・サヴァティーニ』(1990)と『フェイク』(1997)では典型的なギャング役も演じた。最近でもTVドラマにレギュラー出演中であった。
文献によっては「カービイ」と表記している場合もある。
カテゴリ: アメリカ合衆国の俳優 | ニューヨーク州の人物 | 1949年生 | 2006年没