プレセペ星団
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プレセペ星団 (Praesepe) | |
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星座 | かに座 |
観測データ | |
種別 | 散開星団 |
赤経 (RA, α) | 08 h 41.1 m (J2000.0) |
赤緯 (Dec, δ) | +19°59' (J2000.0) |
距離 | 577 光年 |
視等級 | +3.7 |
視直径 | 90' |
物理的性質 | |
直径 | _ 光年 |
絶対等級 | _ |
特性 | _ |
その他の名称 | |
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プレセペ星団(プレセペせいだん、Praesepe, M44, NGC2632)はかに座にある散開星団である。肉眼でも見ることができ、紀元前からぼんやりとした星雲状の天体として存在が知られていた。古代ギリシャのアラトスやヒッパルコス、プトレマイオスなどが記録に残している。この天体が恒星の集団であることを発見したのはガリレオ・ガリレイである。
[編集] 特徴
プレセペ星団はかに座の中心、γ、η、θ、δの各星で作られる四辺形の中心にある。Praesepe はラテン語で「飼い葉桶」を意味し、かに座全体が飼い葉桶の餌を食べる2頭のロバに見立てられていたことに由来する。
大口径の望遠鏡で観測すると数百個の恒星が存在することが分かる。プレアデス星団 (M45) とは異なり、赤色巨星や白色矮星も存在することが知られている。
1989年に打ち上げられたヒッパルコス衛星によってプレセペ星団の星の視差が精密に観測され、これによってプレセペ星団の距離が577光年、年齢が約7億3000万年であることが明らかになった。プレセペ星団の年齢や固有運動はおうし座の散開星団であるヒアデス星団と非常によく似ているため、2つの星団は同じ星間雲から同時期に生まれた星団ではないかとする説もある。