ポール・アンソニー・テレック
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ポール・アンソニー・テレック(Paul Anthony Terek、1979年10月20日 - )は、アメリカの陸上競技選手である。ミシガン州ディアボーン生まれ。身長190cm、体重91kg。専門は十種競技。既婚。
2003年の世界陸上パリ大会、2004年のアテネオリンピック、2005年の世界陸上ヘルシンキ大会に出場しており、成績はそれぞれ13位、21位、12位となっている。
棒高跳びを得意としており、自己ベストは5m50cmである。一方、100m走や400m走などが苦手で、本人もあまりスピードには自信が無いと語っている。
[編集] 日本でのテレビ出演
2006年10月、TBSのテレビ番組「SASUKE」に出演。有力選手の多くが小柄なこの番組において、190cm91kgという体躯のポールは初出場ではまず進出が難しいとされていた3rdステージクリフハンガーまで進出。1stステージではジャンプハングの最上段を掴むなど、この活躍は多くの視聴者に衝撃を与えた。
2007年元旦には、前述の「SASUKE」と同じ筋肉番付系列の番組「最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦」に出場。巨大跳び箱「MONSTER BOX」(18段を成功)等で驚異的なパフォーマンスを披露し、全7種目中3種目(パワーフォース、25、テイルインポッシブル)制覇で総合優勝を果たした。
また、その身体能力のみならず、紳士的な態度もポールの人気の一因である。常に対戦相手に敬意を表し、時にはお茶目なパフォーマンスも披露。好評を博した。