マイケル・ロメオ
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マイケル・ロメオ(本名Michael James Romeo)はアメリカのギタリスト、作曲家、音楽家。ヘヴィメタルバンドシンフォニーXのギタリストである。
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[編集] 略歴
- 1968年3月6日にアメリカのニューヨーク州のニューヨーク市で生まれる。
- 10歳の頃にピアノのレッスンを始める14歳の頃にギターを手にする。
- 1994年にソロアルバム「THE DARK CHAPTER」をリリース。同年にシンフォニーXを結成し、アルバム「SYMPHONY X」でデビュー。
[編集] 音楽性
- ランディ・ローズ、イングヴェイ・マルムスティーン、ウリ・ジョン・ロート、アル・ディ・メオラなどのギタリストに影響を受けたと語っており、ネオクラシカル的プレイおよび楽曲を得意とする。
- 速弾き、タッピング、スウィープなどのギターテクニックに精通し、アルバムではそれらを組み合わせた洗練されたプレイを耳にする事が出来る。普通のギタリストと比べて指がかなり短いが、彼のテクニックはそれを全く感じさせない。「指の長さとテクニックは関係ない」ということの生きた証明である、という人もいる。
- ギターはESP製の自身シグネチュアモデルを主に使う。
- 曲に重さを出すためにチューニングは必ず全弦1音下げた状態でチューニングをしている(このため6弦の実音は本来E音=ミであるのがD音=レになっている)。
- ギターの他にピアノやクラリネットを演奏する事も出来る。
[編集] その他エピソード
彼にとって最も影響が強く、憧れの存在であるイングヴェイ・マルムスティーンにあやかったわけではなく全くの偶然のようだが、非常に恰幅のよい体型をしており、体重は公表されてはいないがどう見ても150㎏前後はある巨漢である。上背も高く、ステージでは凄まじい迫力と存在感を放っている。イングヴェイ、ティモ・トルキ(ストラトヴァリウス)と並んで、「ネオ・クラシカル・ギタリストは太るジンクスがある」とハードロックファンにとっては定番のジョークとなっている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- -=Symphony X-Official Website=- ― 公式サイト(英語)