モチ (競走馬)
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性別 | 牡 |
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毛色 | 青鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 2004年4月25日 |
死没 | (現役競走馬) |
父 | スターオブコジーン |
母 | イートンカラー |
母の父 | サーペンフロ |
生産 | 社台牧場 |
生国 | 日本(北海道白老町) |
馬主 | 小田切有一 |
調教師 | 田中章博(栗東) |
競走成績 | 7戦2勝 |
モチ(Mochi)は日本の競走馬である。馬主はオレハマッテルゼやノアノハコブネなどの珍名馬を名付ける小田切有一。馬名は、餅が喜びを分かち合う縁起の良い物であることに由来する。
目次 |
[編集] 戦歴
2006年10月22日の2歳新馬戦(京都ダート1200m)でデビュー。6番人気だったが3着と好走する。5戦目の未勝利戦(京都ダート1800m)でジョーモルデューとの接戦をクビ差で制し、初勝利。次走のオープン特別競走・若駒ステークスは格上挑戦となり、それまで芝を走っていなかったこともあって5番人気に留まったが、武豊騎乗の1番人気クルサードをハナ差振り切り、2勝目を挙げるとともに、武の同競走6連覇を阻止した。鞍上は岩田康誠。 しかし次の弥生賞では、鞍上も川田将雅に乗り替わり、内で詰まって10着に敗れた。
[編集] その他
その馬名ゆえ、マスコミに興味本位で取り上げられることが少なくない。初勝利を挙げた未勝利戦の施行日が年明け最初の開催日1月6日、しかも1枠1番(ゼッケン色も白)だったため、「正月にモチ」と報じられた。また最後の直線で粘る競馬を見せることから「モチが粘る!」「モチが伸びる!」等の実況がなされる。レースで粘るということでの横断幕「粘度代表馬 モチ」という横断幕が多々存在している
[編集] 出自
父スターオブコジーン(Star of Cozzene)はアメリカの芝G1アーリントンミリオンステークス、マンノウォーステークスを勝ち、ジャパンカップ5着。代表産駒はニホンピロサート(ガーネットステークス、プロキオンステークス、サマーチャンピオン、さきたま杯、兵庫ゴールドトロフィー優勝)やネイティヴハート(オーシャンステークス優勝、公営大井→船橋所属)など。
母イートンカラーはJRA1勝。半兄マツノカラーは栄城賞など佐賀競馬の重賞5勝馬。祖母リマンドタイコウは東京3歳優駿牝馬、青雲賞の優勝馬。
[編集] 血統表
モチの血統 (グレイソヴリン系/Sir Gaylord5×4=9.38%) | |||
父
*スターオブコジーン Star of Cozzene 1988 黒鹿毛 |
Cozzene 1980 芦毛 |
Caro | *フォルティノ |
Chambord | |||
Ride the Trails | Prince John | ||
Wildwook | |||
Star Gem 1978 鹿毛 |
Pia Star | Olympia | |
Inquisitive | |||
Soonerland | Fleet Nasrullah | ||
Hill Indian | |||
母
イートンカラー 1987 黒鹿毛 |
*サーペンフロ Sir Penflo 1971 黒鹿毛 |
Sir Ivor | Sir Gaylord |
Attica | |||
Running Blue | Blue Peter | ||
Run Honey | |||
リマンドタイコウ 1975 鹿毛 |
*リマンド Remand |
Alcide | |
Admonish | |||
ハーミテージ | *タイガー | ||
ミスウエリントンF-No.2-f |