レッズランド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この項目は著作権侵害が指摘され、現在審議中です。
審議の結果、該当する投稿以降の版全てもしくはこの項目自体が、履歴も含めて削除される可能性があります。この版の編集や引用はしないで下さい。著作権上問題のない自分の投稿内容が削除される可能性のある方は、早めに控えを取っておいて下さい。(→詳しくはこちらの解説をお読み下さい。)
該当する投稿をされた方へ: ウィキペディアでは、著作権上問題のない投稿のみを受け付けることになっています。他人の著作物を使うときをお読み頂いた上で、審議にご協力をお願いします。
審議が終わるまで、このお知らせを除去しないでください。
レッズランド(れっずらんど)は浦和レッドダイヤモンズが創設した総合スポーツクラブのこと。
目次 |
[編集] 概要
2005年に浦和レッズが創設した総合スポーツクラブ。西ヨーロッパ諸国に窺えるような地域スポーツ文化の担い手としてのスポーツクラブの役割を明確化し、同時にその具体化に取り組んでいる。会員制で、埼玉県さいたま市桜区下大久保の14万8,500平方メートル(4万5000坪、東京ドーム3個分)の敷地に、サッカー場(天然芝2面・人口芝1面)、フットサル場(人口芝8面)、テニス場(全天候型など9面)、野球場(天然芝1面)、ラグビー場(天然芝1面)、サイクリングコース、バーベキューなどが楽しめる日帰りキャンプ場を整備し、また、会員の交流の場となるクラブハウスを建設しているところである。すでに完成した施設から順に会員に開放しており、会員より割高にはなるがビジター利用も可能だ。
広大な敷地は浦和レッズもしばしば練習で利用していた東京農業大学グラウンドの跡地で、東京農業大学が2006年3月で切れる同敷地の借地契約を更新しないとしたため、地権者と東京農業大学と浦和レッズの3者で話し合い、浦和レッズが2006年3月以降の長期借地契約を結んだものである。2005年4月25日から着工し2007年内の完工を予定しているが、設計の部分的な見直しも含めて流動的である。もっとも、当初から東京農業大学グラウンド時代の旧施設を再利用しながら段階的に新施設を整備していく方針を取り、着工後3ヶ月も待たない2005年7月17日に先行開業という形で営業を開始している。
この先行開業にあたり第1次会員募集を行なったところ、定員500名に対し1,235名の応募があった(応募書類総数483通。内訳:個人会員222名、ファミリー会員170家族449名、チーム会員91チーム564名)。もともと応募者多数の場合は抽選を実施するとしていたが、抽選で地元さいたま市・埼玉県の応募者ができるだけ落選しないように定員を精一杯の750名に急遽増やしホームタウン優先枠を設けて対応したという。先行開業日には記念式典があり相川宗一さいたま市長と川淵三郎が祝辞を述べ、福田正博(元浦和レッズ)、保坂信之(元浦和レッズ)、中野浩一(競輪解説者)、池山隆寛(元ヤクルトスワローズ)、松沼博久(元ヤクルトスワローズ)、藪木宏之(元神戸製鋼ラグビー部)、溝口美貴(元プロテニス選手JOP最高3位)による教室が開催され約2,400人を集めた。
レッズランドと命名したのは犬飼基昭・浦和レッズ前社長で、当初は仮の名前であったが浦和レッズ2004年シーズンを語る会での構想発表後に報道を通じて急速に浸透したため商標登録した。ある程度仕方がないことだが、現在はまだ名前が先行している感が否めないところである。学校と企業の運動部だけでは日本のスポーツ文化が社会構造と経済状況の変化に付いて行けず息切れしてしまう、というようなありきたりの啓蒙すらまだ繰り返される段階でもあるだろう(実際、レッズランドの公式ホームページを埋め尽くす文言はその手である)。
浦和レッズは一応の完工予定である2007年内までに十数億円を投資すると見られるが、レッズランドを主要な収益源として考えていないとも発表している。また、運営費は会費収入と施設利用料、地元さいたま市・埼玉県の企業を中心にした協賛金を財源としているそうだ。目標規模は会員1万人程度で、NPOないし株式会社として浦和レッズから独立させることも計画されている。将来、レッズランドから利益が出たらレッズランドに投資してハードやソフトを一層充実させていく。そんなビジョンが見えてくる。
[編集] その他
2005年10月2日 伊達公子が企画提案し溝口美貴が指導するテニス教室が開講 2005年11月13日 日本視覚障害者サッカー全国選手権開催(大阪ダイバンズ優勝) 2006年3月に第2次会員募集を行ない、法人会員が新たに加わった。 2006年4月1日から、隣接する浦和西体育館の指定管理者となり室内スポーツ部門も併設していく。 会員になると浦和レッズの入場券で特に人気のあるレッズシート(R指定)の優先販売に応募できる。 レッズレディースが練習場として利用している。大宮アルディージャ戦を控えた関東外のJリーグクラブが前日練習で利用していることもある。