レンガ・ジクストン
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レンガ・ジクストン(Wrenga Jixton、愛称はジックス、Jix)は、『スター・ウォーズ』に登場する人物。帝国軍に所属する、ダース・ベイダー直属のスパイ又はトラブルシューター(処理人)。
惑星コレリアの出身で帝国アカデミーに所属し、卒業後は帝国宙軍に入り、仲間からはジックスの愛称で親しまれていた。彼は有能だったため、順調に昇進を重ね、すぐに1等軍曹となった。惑星ファリーンでベイダーが設立した細菌研究の施設が事故を起こし病原菌が広まると、ベイダーは研究施設の破壊と周辺に住むファリーンの住民抹殺を命じ、20万人以上が殺害された。(プリンス・シゾールの家族も殺されている。)ジックスはこの事件の罪を擦り付けられた。軍法会議にかけられ、惑星ケッセルのスパイス鉱山に送られ。そこで働かせられたが脱出した。その後、お尋ね者となったジックスだが砂漠の惑星アリダスに隠れ住みながら傭兵となって働いていた。アリダスには反乱同盟軍の武器を蓄える基地があり、その事を知ったベイダーはルーク・スカイウォーカーをアリダスに誘き寄せるため、俳優を雇いアリダスでオビ=ワン・ケノービ のふりをして生活させた。オビ=ワンを探すルークをアリダスに誘う事には成功したが、しかしベイダーのこの略策は裏目に出て失敗し、ベイダーは逆に意識不明の重傷を負ってしまう。ジックスはベイダーを発見し助けるが、以後ジックスはベイダーの個人的なスパイとして働く事となった。最初の仕事は惑星コルラグのトーロック総督が帝国を裏切っている疑いがあるため、トーロック総督を暗殺せよと言う仕事だった。その後は惑星タトゥイーンでルークの命を狙うジャバを妨害する事である。ジックスはジャバがルーク抹殺のため雇ったスウープ・ギャングの一員となり、ベガーズ・キャニオンでルークを追跡するギャングを妨害した。