中野会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中野会(なかのかい)は、大阪市天王寺区に本拠を置いて活動した日本の指定暴力団。 五代目山口組の2次団体だったが、1997年に絶縁され独立。
1996年7月に会長・中野太郎が行きつけの理髪店で四代目会津小鉄(会長・高山登久太郎)系組員に銃撃される事件が起きたが、「返し」(報復)もなく中野の意向も聞かずに当時の山口組若頭・宅見 勝(宅見組組長)の仲介で手打ちが行われた。 それに憤慨し、1997年8月に神戸市中央区の新神戸オリエンタルホテルにて宅見を射殺して、一般人をも誤射(数日後に死亡)した。 それを軽視し、本家・山口組より同年9月に絶縁処分されるが理由が納得出来ず、解散せずに独立した。 宅見組などによる暗殺部隊により、1999年9月にナンバー3の若頭・山下重夫が、2002年4月にはナンバー2の副会長・弘田憲二(弘田組組長)が射殺された。
[編集] 最高幹部
[編集] 主な出身者
- 会長代行・井奥文夫(井奥会会長) - 後に六代目山口組若中