北海道道111号静内中札内線
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北海道道111号静内中札内線(ほっかいどうどう111ごうしずないなかさつないせん)は、北海道日高支庁管内の新ひだか町と十勝支庁管内の中札内村を結ぶ主要道道(北海道道)である。一般には日高横断道路(ひだかおうだんどうろ)という別名で知られている。
21.3kmの未開通区間があり、両町村の境界に掘削予定の静中トンネル(延長4,782m)を含む7.4kmは未着工となっていたが、19年の歳月と約490億円の建設費が費やされたにもかかわらず、さらに40年近い工期と約580億円の資金が必要であったため、2003年8月8日に北海道開発局より計画の中止が発表された。
目次 |
[編集] 路線データ
- 起点:北海道日高郡新ひだか町静内田原(=北海道道71号平取静内線交点)
- 終点:北海道河西郡中札内村大通(=国道236号交点)
- 総延長:100.8km(重複区間含む)
- 重複区間:河西郡中札内村上札内 - 中札内村大通(北海道道55号清水大樹線)
[編集] 通過市町村
[編集] 北海道
[編集] 日高支庁
[編集] 十勝支庁
[編集] 主な接続道路
- 新ひだか町
- 北海道道71号平取静内線
- 北海道道1025号静内浦河線=静内田原
- 中札内村
- 北海道道55号清水大樹線=上札内
- 国道236号
[編集] 認定の歴史
- 1967年3月31日 静内(現・新ひだか)側が道道577号高見静内停車場線に認定される。
- 1980年12月27日 道道577号を廃止し、道道991号静内中札内線を認定。
- 1994年 一般道道から主要道道に昇格。
- 1994年10月1日 路線番号を111号に変更。