吉田照美のてるてるワイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
吉田照美のてるてるワイド（よしだてるみ-）は、東京のラジオ局・文化放送で、1980年10月6日から1987年4月3日まで放送された、夜の若者向けワイド番組。1985年4月からは番組のタイトルが「吉田照美のふッかいあな」と変わった。
目次 |
[編集] パーソナリティ
[編集] 放送時間
[編集] 概要
当時の首都圏の中高生に絶大な人気を博し、首都圏の夜ワイドの支配権を独占し続けた。開始まで首都圏の夜ワイドを支配し続けたニッポン放送が「大入りダイヤルまだ宵の口」の終了に追い込まれて、「くるくるダイヤル ザ・ゴリラ」で挽回を図ったものの失敗に終わった。そこで、元アラジンの高原兄を導入して「ヤングパラダイス」を始めたもののなお不振で、三宅裕司にDJを交代させ、「三宅裕司のヤングパラダイス」を開始して、ようやく文化放送と激しい聴取率争いを繰り広げることができた。
この番組は他の地域の夜ワイドにも大きな影響を与え、CBCラジオの「小堀勝啓のわ WIDE!～とにかく今夜がパラダイス」やKBCラジオの「PAO～N ぼくらラジオ異星人」（現・PAO～N）は特に強い影響を受け、両番組ともこの番組のエッセンスを取り入れ、あるいはコーナータイトルを真似たコーナーを作って、地域の夜ワイドを確立させ、九州では長年夜ワイドを支配し続けた「スマッシュ!!11」（RKB毎日放送）が終了に追い込まれた。
聴取率はよかったのだが、惜しまれながら1987年4月3日で終了。吉田照美は1987年4月6日から昼番組「吉田照美のやる気MANMAN!」のパーソナリティを担当している。
[編集] 主なコーナー
- ノッケからまるもうけ
- てるてる情報局チャレンジ探偵団
- バスルームより愛をこめて
- しあわせ仮面
- 不良少年探偵団
- 「吉田照美のセイ!ヤング」の人気コーナーを移行したもの。
- めざせ!アメリカン・ヒーロー
- 聴取者応募型のクイズ番組。6問正解すると、アメリカ旅行の権利が得られる。
- アイ・ラヴ・シティ
- てるてるワイドを開始する以前から吉田がDJの単独番組を移行
- バナナクラブとアップルちゃん
- 吉田照美のなにげない感動
[編集] 内包していた主な番組
- チャレンジ名作ライブラリー（武田鉄矢、松本伊代、富田靖子が担当、福武書店提供）
- 谷村新司の青春キャンパス（NRN番組。花王提供）
- マッチとデート（NRN番組。文化放送は日産自動車提供）
- ヨッちゃん（野村義男）の青春ド真ん中（NRN番組）
- 松田聖子のピンクのスニーカー（NRN番組。文化放送は月星化成提供）
- 松任谷由実 ユーミンランド（NRN番組）
- シュガーのバイキン少女とSister Boy
- ヤングジャーナル世界は今（神田外語学院提供）
-
- 毎週月曜日、在外公館の大使と直接電話で話して現地の最新事情を聞く「ホットライン」があった。
- 後に「何でもベスト5!」のコーナーが他局の「とんねるずのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)に引き継がれる。
※NRN番組は21時台に裏送りでラインに配信されていて、ネット各局は時間遅れで放送していた。なお、「青春キャンパス」はテープネット。金曜日のみ出演者である谷村新司とばんばひろふみの関係で、大阪地区ではネット局の朝日放送が別内容を制作して放送していた。（谷村とばんばは裏番組である「MBSヤングタウン」に生出演していた。）
[編集] 後番組
終了後のこの時間帯には…
- 1989年9月まで 「東京っ子NIGHTお遊びジョーズ!! 」
- 1990年9月まで 「今夜もBREAK OUT ラジオバカナリヤ」
- 1992年2月まで 「キッチュ!夜マゲドンの奇蹟」
- 1993年3月まで 「サスケの夜はこんびんば!」
- 1997年3月まで 「斉藤一美のとんカツワイド」
- 2002年3月まで 「古本新之輔 ちゃぱらすかWOO!」
- 2003年6月まで 「SUPER STAR QR」
- 2003年7月から 「レコメン!」
| 文化放送 月～金曜夜ワイド | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 吉田照美のてるてるワイド 吉田照美のふッかいあな |
次番組 |
| （21:00～23:00の枠は箱番組11本） 百万人の英語（23:00～23:30） 大学受験ラジオ講座（23:30～24:30） |
東京っ子NIGHTお遊びジョーズ!! | |
 |
この「吉田照美のてるてるワイド」は、ラジオ番組に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆、訂正などして下さる協力者を求めて います。（ポータル ラジオ/ウィキプロジェクト 放送番組） |
