國ノ濱源逸
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國ノ濱 源逸(くにのはま げんいつ、1906年7月3日 - 没年不詳)とは大相撲の元幕内力士である。本名は中馬 源逸(ちゅうば げんいつ)。鹿児島県姶良郡(現・霧島市)出身。井筒部屋所属。身長170cm、体重109kg、得意手は押し。最高位は西前頭5枚目。
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[編集] 略歴
- 昭和6年夏場所は幕下筆頭で4勝4敗の五分、10月場所は2勝3敗の成績だったが、昭和7年の春秋園事件で協会に残ったためにラッキーな新入幕を果たした。しかし実力が昇進についていかなかったために、昭和8年春場所に早々と十両に転落している。四股名を綾甲と改めて返り咲きを目指したものの、その夢を果たすことなく廃業した。また、現在は過去の幕内経験者の中で消息が不明の力士の一人でもある。
[編集] 経歴
- 1925年5月 初土俵
- 1932年2月 新入幕
- 1934年1月 引退
[編集] 戦績
- 幕内 4場所 8勝26敗6休
[編集] 改名歴
- 國ヶ濱→國ノ濱→綾甲