大日本国粋会
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大日本国粋会(だいにほんこくすいかい)は日本の右翼団体である
[編集] 概要
原敬内閣の床次竹二郎内務大臣提唱により結成された。超党派的純国家主義思想団体として、また、伝統の侠客道を根本信条として行動することを原則とした。創立当時、総裁は大木伯爵、会長は野村常右衛門、理事長は中安信三郎が務め、会員数60万と称した。1929年、鈴木喜三郎が総裁となり、野村会長の没後は高橋光威が会長に推されたが、中安理事長が会長となった。関東大震災時には総本部を京都に移し、関東本部と対立する内紛となった。1927年10月5日、総本部を東京市麹町区(現、千代田区)下二番町に移した。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 「愛国団体一覧表」出版地・出版者・出版年未記載。ガリ版。90頁。24cm。オックスフォード大学ボドリアン図書館所蔵。