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宗 貞茂(そう さだしげ、?-1418年(応永25年))は、室町時代前期の武将。宗氏の第8代当主。宗尚茂の子。官位は刑部少輔。讃岐守。
1398年、一族の宗頼茂から家督を奪取して当主となる。翌年からは李氏朝鮮と通交し始めた。また、筑前守護代の地位にあり、主筋である少弐氏を助けて九州北部に何度も進出した。1408年、守護代職を弟の宗貞澄に譲り、自身は対馬に戻ってその統治に務めた。1417年9月に病に倒れ、翌年4月に死去した。後を子の宗貞盛が継いだ。