尚宮
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尚宮(しょうきゅう、ko:상궁、サングン)は李氏朝鮮王朝の女官の称号のひとつ。内命婦(ないめいふ、내명부、ネミョンブ。宮中で王に仕える妃、側室、女官の総称)に属し、位階は正五品(しょうごほん、정오품、チョンオプム)で、側室以外の女官では最高位。職務によって異なる称号が与えられる。
目次 |
[編集] 実在する役職
- 提調尚宮(제조상궁、女官長)
- 副提調尚宮(부제조상궁、副女官長)
- 至密尚宮(지밀상궁、「至密」(王と妃の寝室)に侍して王と妃の日常生活の世話に当たる)
- 待令尚宮(대령상궁、至密尚宮に同じ)
- 保姆尚宮(보모상궁、王子、王女の教育に当たる保姆内人を監督する。各王子、王女に一人ずつ配置される)
- 侍女尚宮(시녀상궁、至密尚宮に同じ)
[編集] 「宮廷女官 チャングムの誓い」における設定
- 提調尚宮(チェジョサングン、女官長)
- 最高尚宮(チェゴサングン、各部署の尚宮を束ねる役職)
- 気味尚宮(キミサングン、毒見役)
- 訓育尚宮(フニュクサングン、教育係)
- 監察尚宮(カムチャルサングン、女官の監督役)
- 醤庫尚宮(チャンゴサングン、醤庫の管理役)
- 至密尚宮(チミルサングン、王族や側室の身の回りの世話係)
- 世話尚宮(スバルサングン、尚宮を世話する尚宮、秘書役)
- 特別尚宮(トゥクピョルサングン、イ・ヨンセン=第41話以降のイ淑媛が該当する)
- 大妃殿尚宮(テビジョンサングン、皇太后殿尚宮)
- 東宮殿尚宮(トングンジョンサングン)
- 餅果房尚宮(ピョングァバンサングン)
- 後宮殿尚宮(フグンジョンサングン)
- 生果房尚宮(セングァバンサングン)
- 中殿尚宮(チュンジョンサングン、皇后殿尚宮)
[編集] 関連項目
- 日本の女官制度についての項目
[編集] 外部リンク
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