山本益博
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山本 益博(やまもと ますひろ、1948年4月11日 - )は、北海道出身(出生地は東京都)の料理評論家である。マスヒロジャパン代表取締役社長。北海道札幌東高等学校を経て、早稲田大学卒業。2001年、フランス政府より農事功労勲章シュヴァリエを授与された。
料理を作る研究家ではなく、あくまで料理評論家として、著述業を中心に、食に関する活動を展開している。歯に衣着せぬ意見を述べることから、一時期、ビートたけしや野坂昭如といった著名人を始め、マスコミからのバッシングにあったこともある。また、坂井宏行といった日本のヌーベル・キュイジーヌの料理人への評価を低く見ているため、両者の仲は悪く、料理の鉄人において、山本の推薦する挑戦者が挑むこともあった(しかし、坂井は勝ち越している)。
しかし、山本の活動により、食に対する見識が広まったことも事実である。それに、料理に対し、「仕事」という表現を使ったのは彼が最初である。
また、桂文楽を中心とした落語に精通しており、「花王名人劇場」では、プロデューサーを務めていた時期もあった。
[編集] TV出演
BS朝日 『FooDictionary』(2006年4月~)
[編集] 主な著書
- 桂文楽の世界
- ガストン
- ダイブル
- 東京1000円味のグランプリ
- エル・ブリ 想像もつかない味
- マスヒロの365日食べ歩き手帳
- 至福のすし─すきやばし次郎の職人芸術
- 東京1000円味のグランプリ おかわり!
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