当理流
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当理流(とうりりゅう)は、宮本無二助藤原一真が開いた兵法である。
宮本無二助は、江戸初期より、剣豪の宮本武蔵の父・新免無二と同一人物とされる。残された目録等から細川氏家臣に弟子が多かったと考えられている。目録の内容より、一刀剣法、二刀剣法(二刀流)、實手術(十手術)、小太刀術、手裏剣術等を伝える総合武術であったと考えられている。
宮本武蔵は若年より、父より当理流を学び、それを基礎に円明流を創流、晩年さらに二天一流を創流したと考えられている。
[編集] 現存する免許状
以下の3種の免許状が現存する。
- 大和国生駒寶山寺蔵 當理流免許状 宮本無二之助 慶長二年霜月吉日
- 細川藩士安場家蔵 實手當理流剣術免許状 宮本無二斉藤原一眞 印(宮本無二助十) 慶長三年黄梅廿四日
- 細川藩朽木家蔵 當理流免許状 宮本无二助藤原一眞 慶長拾弐年九月五日
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 宮本無二之助免許状
- 宮本無ニ助藤原一真傅書 慶長二年寶山寺蔵 奈良女子大付属図書館