新冠町
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新冠町(にいかっぷちょう)は、北海道の日高支庁中部にある町。
町名の由来は、アイヌ語の「ニカプ」(ニレの木の皮)から。 レコードと音楽による街づくりを進めている。 町内にある「新冠レ・コード館」には、60万枚を超えるレコードが所蔵されている。
目次 |
[編集] 地理
日高支庁沿岸中部に位置する。北部は日高山脈に由来する山岳地帯。 南部は太平洋に面する。気候は北海道内では温暖で、積雪も少ない。
- 山: 幌尻岳(2052)、戸蔦別岳(1959)、神威岳(1756)、イドンナップ岳(1752)、エサオマントッタベツ岳(1902)
- 湖沼: 新冠湖
- 河川: 新冠川、厚別川
[編集] 隣接している自治体
[編集] 沿革
- 1881年 新冠郡高江村外10ケ村戸長役場が設置される
- 1923年 新冠郡高江村、大狩部村(おおかりべ)、葉朽村(はくち)、受乞村(うけこい)、元神部村(もとかんべ)、比宇村(ひう)、泊津村(はくつ)、去童村(さるわらんべ)、姉去村(あねさる)、万揃村(まんそろえ)、滑若村(なめわか)を合併、新冠郡高江村。即日改称、二級町村制、新冠郡新冠村
- 1961年 町制施行、新冠町
- 1981年 新冠町開町100年
- 2001年 開町120年
- 2003年8月9日 台風10号の被害を受ける
静内町、三石町と合併を協議、当初は市に昇格予定で、新市名称は「ひだか市」に決定していた。 その後新冠町が合併の時期の延期を申し入れし、協議の結果、合併協議は休止される事になった。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 経済
基幹産業は稲作、畑作、酪農、畜産など。 日高軽種馬共同育成公社が置かれ、馬の育成も盛ん。 ハイセイコー、ナリタブライアンなどの競走馬を輩出している。
[編集] 教育
- 中学校
- 新冠
- 小学校
- 新冠、太陽、大狩部、節婦、若園、朝日、明和、美宇、東川
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
- 一般国道
- 都道府県道
- 北海道道71号平取静内線
- 北海道道208号比宇厚賀停車場線
- 北海道道209号滑若新冠停車場線(サラブレット銀座)
- 北海道道1026号新冠平取線
- 道の駅
- サラブレッドロード新冠
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 文化・スポーツ施設
- 新冠郷土資料館
- 新冠町図書プラザ
- 新冠町民スポーツセンター、町民プール、町民グランド
[編集] 名所・観光スポット・公園
[編集] 祭事・催事
- 氷川神社祭典、にいかっぷふるさと祭り(7月)
- 駒まつり(9月)
[編集] 出身有名人
[編集] 生産馬
- ナリタブライアン
- ハイセイコー
- マヤノトップガン
- ヤマニンゼファー
- オフサイドトラップ
- シルクジャスティス
- キングヘイロー
- テイエムプリキュア
- マイネルプラチナム
- ロジック
- ノーリーズン
- ヘブンリーロマンス
- レギュラーメンバー
- カネツフレーヴ