日本アルプスサラダ街道
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日本アルプスサラダ街道、サラダ街道は長野県松本地域西部にある観光道路。野菜や果物栽培が盛んな市町村を結んでいる。
1988年より取り組みが始まり、大規模なハード事業による観光開発をしないで、日常の農村を味わってもらうことが趣旨となっている。日本アルプスサラダ街道協議会主催の街道ウォークなどのイベントが行われている。
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[編集] 概要
- 距離:31.5km
- 起点:長野県塩尻市(桔梗ヶ原北交差点=国道19号交点)
- 終点:長野県安曇野市(楡交差点=安曇野市道(安曇広域農道)交点)
- 道路指定:塩尻市道、長野県道293号上今井洗馬停車場線、長野県道292号御馬越塩尻停車場線、長野県道291号新田松本線、長野県道25号塩尻鍋割穂高線、松本市道、長野県道25号塩尻鍋割穂高線、安曇野市道
[編集] 沿線
指定されている区間は直線ではなく、幾度も曲がっている。
[編集] 塩尻エリア(塩尻市)
特産のぶどうによるワイン醸造が盛ん。ワイナリーも数箇所ある。洗馬地区ではレタスなどの高原野菜も盛ん。始めは住宅のある地域や工業団地などを通っていくが、奈良井川以西は農村風景となる。
[編集] 朝日エリア(朝日村)
ジャガイモとそばの栽培が盛ん。農村風景が続いていく。
[編集] 山形エリア(山形村)
長いも栽培が盛ん。唐沢地区の唐沢そばが有名。畑の中を郊外型店や公共施設、住宅が立地している。
[編集] 波田エリア(波田町)
下原スイカで有名。恋人の丘サラダマーケットで新鮮な野菜を購入できる。住宅地を抜け、波田市街地へ出る。
[編集] 梓川エリア(松本市梓川)
平成の大合併で松本市に編入された旧梓川村地区。りんご栽培が盛ん。水田やりんご畑の中を経由する。
[編集] 安曇野エリア(安曇野市)
りんご畑の中を経由する。