曹源寺 (岡山市)
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曹源寺 | |
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仏殿 |
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所在地 | 岡山県岡山市円山1069 |
位置 | 北緯34度39分32.95秒 東経133度58分21.78秒 |
山号 | 護国山 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 十一面観音 |
創建年 | 元禄11年(1698年) |
開基 | 池田綱政、絶外(開山) |
正式名 | 護國山 曹源禅寺 |
別称 | |
札所等 | |
文化財 | 池田家墓所(国史跡) 大光院弘安四年法華題目碑(県重文) |
曹源寺(そうげんじ)は岡山県岡山市円山にある臨済宗妙心寺派の禅寺。岡山藩主池田家の菩提寺である。本尊は十一面観世音菩薩。
目次 |
[編集] 概要
岡山藩池田宗家2代藩主綱政が、元禄11年(1698年)に高祖父である恒興と父光政の菩提を弔うために創建した寺院である。また、同時に自身の菩提寺もここに定め、以後歴代藩主の菩提も弔われるようになった。家臣の上坂外記に造営を命じ、絶外和尚を開山に迎えた。
備前国第一の禅寺と称される。参道より総門・三門・仏殿が一直線上に配されている。仏殿に向かって右に鐘楼・左に鼓楼が配されている。鼓楼の奥(仏殿向かって左)に経蔵、経蔵の背後に開山塔(開山堂)がある。仏殿向かって右には方丈があり、方丈奥に池泉回遊式庭園がある。この庭園は絶外と津田永忠によって造営された。仏殿の奥に国の史跡に指定されている岡山藩主池田家墓所がある。墓所向かって左奥の丘陵中腹に三重塔がある。
伽藍脇には真言宗、天台宗、日蓮宗、浄土宗の塔頭が配されていた。現在は伽藍向かって左に大光院(日蓮宗)、右に天台寺(天台宗)が残っているのみである。
現在も修行僧を受け入れている。現在の修行僧は住職の原田正道老師を除いて全て海外より来日した人々である。岡山の市街地で時折、雲水姿の托鉢僧を見かけるが、彼らは曹源寺の修行僧である。
[編集] 池田家墓所
曹源寺開山と同時に綱政の菩提寺となり、綱政の墓所が築かれた。以後、継政・宗政・治政・斉政・斉敏・章政の歴代藩主、斉輝など池田家一族の墓所となっている。
なお、光政・慶政・茂政の墓所は備前市吉永町の和意谷池田家墓所に営まれている。
[編集] 文化財
[編集] 国指定史跡
[編集] 岡山県指定重要文化財
- 弘安四年法華題目碑(大光院)