根本良一
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根本 良一(ねもと りょういち、男性、1937年11月30日 - )は、福島県矢祭町長。地方自治体の自立試みで有名。2006年現在6期目。
1956年学校法人石川高等学校を卒業、高校3年の時父親を交通事故で失い、進学を断念し家業の家具店を継ぐ。
1983年4月、町長初当選。平成の大合併期に合併しない宣言を行う。 その後、自立財政を目指し、猛烈な行政改革を断行した。
職員の削減、職員の職務兼務の推進などを断行。 (町長自ら役場の清掃を行う。清掃業者を排除しコスト削減につとめた。)
単なる切捨て型財政再建でなく、職員の意識改善により、町民への住民サービスは格段に向上した。 (町民の役所への届出は、職員自宅に届け出ることも可能)
夫人の病気に伴い、介護のため町長選挙への出馬を見送ろうとするも、町民が再出馬を熱望。 役場に町長を直談判しに町民が大挙し、説得され再出馬し当選。
2007年3月14日、7期目へは出馬せず6期で引退することを表明した。
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