桐野洋雄
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桐野洋雄(きりの なだお、1932年11月24日 - 不明)は日本の昭和期の俳優。 劇団俳優座を経て1958年より東宝専属。多ジャンルの作品に個性派の脇役として出演する。特に特撮作品で印象的な好演を残しており、ファンが多い。1970年頃東宝を退社、俳優を引退・渡米したともいわれるが詳細は不明。
- 特撮作品には東宝入社まもない1958年の『美女と液体人間』から出演。代表作である『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(66)での精悍な防衛隊員のような役を得意とする一方、犯罪者や怪しげな役もよく似合った。怪優としての代表的な役柄はテレビ『ウルトラマン』第31話「来たのは誰だ」のゴトウ隊員(正体は吸血植物ケロニア)であろう。
- 上記のような役柄以外にもごく普通の人物も演じるし、コミカルな役もこなす。クレージーキャッツの映画の常連でもあった。脇役でも存在感があり印象的な演技をする、早い引退が惜しまれる俳優であった。