機動戦闘車
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機動戦闘車(きどうせんとうしゃ)は、防衛省が開発を計画している装輪式装甲車である。2013年(平成25年)度の開発完了を予定し、2015年(平成27年)度での配備を目指している。
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[編集] 概要
陸上自衛隊の機甲科部隊が装備し、軽戦車を含む装甲戦闘車両の撃破や、普通科部隊に対する前進掩護及び建物への突入支援などに使用する事を目的とした車両であり、島嶼部に対する侵略事態や、ゲリラ・特殊部隊による攻撃事態など、多様な事態に対処する為、輸送機による空輸性を確保する事で作戦地域への迅速な展開、また、路上機動性の優れた装輪式車両とする事で戦闘地域へも迅速に展開するとしている。
現有する装輪式装甲車では軽戦車などを撃破する際に火力や瞬間交戦能力が不足であるため普通科部隊への火力支援が難しく、また、装軌式装甲戦闘車両も戦闘地域へ迅速に展開する為の空輸性や路上機動性が不足しているとされた。また、諸外国の類似する装備品も要求性能を満たすものではなく、将来装輪戦闘車両の研究成果との共通化を考えると効率的でないとされた。
開発には将来装輪戦闘車両の研究試作や、新戦車(TK-X)の開発技術・成果を活用するとされており、経費総額は約171億円と発表されている。
[編集] 火力
中距離域において軽戦車を含む装甲戦闘車両の撃破に使用する火力として、朝雲新聞社によると105mm砲を搭載するとされている。新戦車(TK-X)の開発技術及び成果も活用して開発が行われるとされており、砲塔システムについては新戦車(TK-X)の技術が応用される可能性が高いと見られる。
諸外国では105mm砲を装備した8輪の装輪式装甲車として、イタリア陸軍のチェンタウロ(重量26t)やアメリカ陸軍のM1128ストライカー機動砲システム(重量18.77t)など複数存在するが、公開された二つのイラスト画像を見る限り、砲塔の外観はチェンタウロと同様の通常型の砲塔であり、M1128ストライカー機動砲システムの様な低姿勢砲塔(Low Profile Turret)ではない。
[編集] 防護力
歩兵等が携行する小火器などによる攻撃を抗耐する事の出来る防護力を有すとされている。
[編集] 機動力
NHKにおいて、重量26t以下で最高速度100km/h以上と報道された。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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