死刑執行人もまた死す
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死刑執行人もまた死す Hangmen also die |
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監督 | フリッツ・ラング |
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製作 | フリッツ・ラング |
脚本 | フリッツ・ラング ベルトルト・ブレヒト ジョン・ウェクスリー |
音楽 | ハンス・アイスラー |
撮影 | ジェームズ・ウォン・ハウ |
編集 | ジーン・ファウラーJr |
公開 | 1943年3月23日 |
上映時間 | 134分 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語・ドイツ語 |
allcinema | |
IMDb | |
『死刑執行人もまた死す』(原題:Hangmen also die)は、1943年のアメリカ映画。当初は120分版だったが、134分の完全版が1987年より公開されている。
目次 |
[編集] キャスト
- ブライアン・ドンレビー - ヴァニヤック、スヴォバダ。医師で総督ラインハルト・ハイドリッヒの暗殺犯
- ウォレター・ブレナン - ステファン・ノヴォトニー
- アンナ・リー - マーシャ・ノヴォトニー。この映画のヒロイン。
- デニス・オキーフ - ジャン
[編集] ストーリー
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
舞台はナチス占領下のチェコのプラハ。死刑執行人の名称でプラハ市民に恐れられていたベーメン・メーレン保護領の副総督ラインハルト・ハイドリッヒが暗殺されたことをきっかけに、秘密警察ゲシュタポはチェコ・スロバキアの名望家らを人質に取るなど、目的のために手段を選らばないやり方で暗殺犯の捜索にやっきになる。そんな中、総督を暗殺した男ヴァニヤック(虚偽の名前)をかばったマーシャ・ノヴォトニーは、自分がかばった男のために、大学教授の父親が人質に取られたことを知り、ヴァニヤックこと本名スヴォボダに自首を懇願し、父の命を助けようとする。しかし、ゲシュタポの残忍な取調べや人質にされた父との面会の際に父が語った「自由は闘って勝ち取るものだ」という言葉によって、自由を求める一市民としてスヴォボダらとともに活動していくのだった・・・
[編集] 受賞歴
- ヴェネチア国際映画祭特別賞(1946年)