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汚泥(おでい)とは、下水処理場の処理過程や工場の廃液処理過程などで生じる、有機質の最終生成物が凝集して出来た固体のこと。スラッジともいう。産業廃棄物として最終処分場に埋設処分される。特に好気性菌などの微生物群によって水処理を行ったときに生じる微生物の集塊を活性汚泥と呼び、活性汚泥の一部を種として汚水に添加し、空気を吹き込んでこれらの微生物の繁殖を促し、溶存有機物などの汚染物質を新たな活性汚泥という微生物バイオマスに転換する水処理技術を、活性汚泥法と呼ぶ。
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