江原神社
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江原神社 | |
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所在地 | 朝鮮江原道春川郡春川邑 |
主祭神 | 天照大神 国魂大神 明治天皇 素盞鳴尊 |
社格等 | 国幣小社 |
創建 | 1918年(大正7年) |
江原神社(こうげんじんじゃ)は、日本統治時代の朝鮮江原道春川郡(現 大韓民国江原道春川市)にあった神社である。旧社格は国幣小社。
祭神は天照大神・国魂大神・明治天皇・素盞鳴尊であった。素盞鳴尊が加えられているのは、春川の牛頭山が日本書紀一書で素盞鳴尊が天降ったと記される新羅の曾尸茂梨(ソシモリ)の比定地の一つであるためである。
[編集] 歴史
1918年(大正7年)3月11日に創建された。1941年(昭和16年)10月1日、光州神社とともに国幣小社に列格した。1945年の第二次世界大戦の日本の敗戦の後、廃座された。
本殿・拝殿・楼門など主要な建物に朝鮮の建築様式が取り入れられていた。江原神社の跡にはホテルが建てられたが、朝鮮風であったことからほとんどの建物は破壊を免れ、旧宮司宅・楼門・石段・石畳などはホテルの一部として使用されている。
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